新潟 妙高高原 赤倉温泉 源泉掛け流し 香嶽楼

若女将のアボカド通信

うちの主人の唯一の趣味はアボカド生育です。
東京から15年前につれてきた紀伊国屋生まれのアボカドは、こちらの寒さにも負けずにすくすく育っています。地元っ子の仲間も増えて、何本かは里子にだし ました。日々成長していくアボカドとお客様の声にはげまされ商いを続けてきましたが、この度私のページを作るにあたり、皆様に香嶽楼の成育をお知らせし、 見守っていただけるよう、このブログを『アボカド通信』と名づけました。

村山 美枝子
2006年

新潟観光展於台湾

やっまーーーー

うっみーーーー

プロペラーーーー

 

で、

 

台湾ーーーー!!

 

いえいえ、

遊びじゃあないですよぅ。

「新潟県に来てください」のPRで、行ってまいりました。

 

出かける日は晴れ渡り、新潟空港までの景色も

ご覧のとおりの素晴らしさ。

台湾では、現地の方々を訪問させていただき、

エージェントを招いてのレセプションもあり、

地下鉄駅でのデモンストレーションもこなし、

最後の日は朝市に出かけたりと大忙し。

でも、親日家が多いと聞いていたとおり

皆様本当に歓迎してくださり、

すべてのスケジュール、無事終了。

たくさんの方が新潟を、妙高を訪れてくれることを

心より願い、今回の旅は終了いたしました。

 

その頃、ニッポンでは

例年より早い降雪に、ドタバタしているシャチョーがおったとさ。

 

多謝、再見。

 

 

 

 

 

降りつづく

いつか止むと思っていた夜半の雪が

一晩中降り続き、

外はすっかり、冬景色。

葉に雪をたっぷりのせて、いかにも重そうな木々。

 

こんな中、リース作りの二名先生がいらっしゃって

山の紅葉でリース製作中です。

 

雪見露天風呂ついでに、ご覧になりにいらっしゃいませんか?

 

まだまだ雪は降りつづいています。

 

 

 

白い魔法使い

昨夜から降り続いた雪が、やんだ朝は

急いで長靴を履き、外に出る。

 

白い魔法使いが見せてくれる景色を

楽しめるのは、ほんの一瞬。

透明のキラキラ光る杖を持ち、

白いスカートをひるがえし、

楽しそうに飛び回る、彼女の姿が見えるよう。

 

赤倉の、冬が始まりました。

 

 

 

初雪

朝から天気予報にはでていたが

まさかこんなに真剣に降ってくるとは・・・

雪を待ちわびていた皆様、

初雪、きましたよ~~~!

 

 

 

 

雨の日曜

北陸から日本海にかけて大荒れ

との予報で、せっかくの日曜なのにがっかり。

 

でも、ウチはこんなです。

風は少し出てきたけれど、そんなにひどくはありません。

 

そうぞ、お出かけ中止組の皆様、

温泉でゆっくり、の、日曜日も

たまにはいいものですよ。

 

 

 

コサージュ

手先が器用、

センスがいい、

と、いうのは、まったく持って羨ましいことである。

こればかりは

望んでも手に入れられない、

努力しても叶わない

神様からのギフトだと思う。

 

ウチの叔母は、とても美しい人である。

そしてまた、この貴重なギフトを贈られた人でもある。

幼い頃から、彼女の着こなしや持ち物にどんなに憧れたことだろう。

”ちょっと趣味で”始めたアートフラワーで

飯田深雪に認められ、長くスタジオに勤めていたが

時折母に贈られてくるコサージュは

それはそれはため息が出るほど綺麗なものだった。

 

 

今回、ウチの売店用におねだりしてつくってもらったそれらは

いとおしそうに作る姿までが目に浮かぶ逸品です。

 

 

各1,800円で販売いたします、

どうぞ、ご覧になってくださいませ。

 

 

リンゴノキモチ

わたしは真っ赤なりんごですぅ~、と

歌でも歌わないとできない作業。

そう、

それは50を超えるりんごの皮剥き。

 

板前さんたちの作業の邪魔にならぬよう

お昼休みに入ってから、厨房で一人、

もくもくと皮を剥く。

 

親指がつり、両手がしわしわになる頃、やっと終了。

あとは、煮るだけ。

ここからはスピード作業。

「オイシクシテ・オイシクシテ」

「モットオサトウ・モットオサトウ」

「シナモンイレテ・シナモンイレテ」

りんごたちの声に耳を澄ませ、

美味しい仕上がりまで、あと一息。

 

館内に広がる、甘酸っぱい香りも

美味しさのうち。

召し上がる方の笑顔を想いつつ

ジャムを煮るのは、本当に楽しい。

秋の雨降り、ジャム作りにはうってつけの一日です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紅葉窓

ウチの102号室の窓は

紅葉窓。

いつもはもっと赤が多いのに、今年はこんな感じ。

もう少しの間、お楽しみいただけます♪

 

 

風や太陽や

生きていくには

楽しいことばかりあるわけじゃない。

辛いことや、悲しいこと、悔しいことにぶつかって

眠れなかったり、時には涙する事だって、あるけれど

こんな朝は

「もう少し、頑張ってみようかな」と思える。

 

透きとおる風や、まっすぐな太陽の光に、感謝。

 

 

 

音の記憶とともに

私がこの世に生まれてからの音の記憶は

ひょっこりひょうたん島や、鉄腕アトムのテーマソングとともに始まるのだけれど

生まれて初めて音楽を聴いて、胸がつぶれそうになったのはもっと後。

心臓をまるでわし掴みされたようで、息苦しくなって目の前が真っ暗になった。

それが私の初めての音楽の記憶。

 

その曲は、ビートルズのカムトゥギャザーだった。

 

当時、うちには「チーム慶応・ザ・イソウロウ」という、

大学に行っているのかいないのか、雪が降ればやってきて

明けても暮れてもスキーをやっている学生がごろごろ、居た。

夕方になるとウチのバーに集い、お客様相手にスキー談義。

コーヒーと、煙草と、ウイスキーの匂いが立ち込めるそこは

私にとって、憧れの大人の世界だった。

 

その中で、下っ端の部類の三人組がいて

大きいオニーサンやオネーサンに、コドモ(私)のお守りを押し付けられ

宿題をやらされ、ゲレンデに付き合わされ、それでも季節になるとやってくる

彼らに会えるのがどんなに楽しみだったことか。

 

それぞれが大人になり、しばらく音信が途絶えていたのが

子育てや、仕事が少し落ち着いたこの頃、連絡が取れるようになり

このたび2/3が、奥様連れでやって来た。

 

「こーゆーことがあるから、宿屋はやめられない」といった人の

気持ちが少しわかった気がした。

 

それぞれの“いま”が、“あのとき”につながっている、

そんな嬉しさを、たっぷりと頂いて、

次から次へと私の音楽の記憶が甦る。

 

いつか3/3になるといいな、

そしたらBGMは、アビーロードとサンタナのブラックマジックウーマンです。

 

One and one and one is three

Come together right now over me.

 

 

 

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