新潟 妙高高原 赤倉温泉 源泉掛け流し 香嶽楼

若女将のアボカド通信

うちの主人の唯一の趣味はアボカド生育です。
東京から15年前につれてきた紀伊国屋生まれのアボカドは、こちらの寒さにも負けずにすくすく育っています。地元っ子の仲間も増えて、何本かは里子にだし ました。日々成長していくアボカドとお客様の声にはげまされ商いを続けてきましたが、この度私のページを作るにあたり、皆様に香嶽楼の成育をお知らせし、 見守っていただけるよう、このブログを『アボカド通信』と名づけました。

村山 美枝子
2006年

山の実り

板前がいそいそとずた袋を抱えて戻ってきた。

中を覗けばいっぱいの

山の実り。

 

さぁて、本格的な秋がやってきた。

ジャムやシロップ、ピクルスにコンポート、

忙しくなってきましたぞ。

腕まくりして張り切りましょう。

 

 

 

 

 

 

にいがた地酒の宿

始まりましたよ、

『にいがた地酒の宿』

 

ウチは、これ。

 

じっくり焼き上げたのど黒の一夜干しを

創業1842年、老舗の酒蔵・君の井酒造さんの“酔鬼”で蒸しあげた

「のど黒蒸篭蒸し」。

 

お酒が一段と美味しくなるこの季節、

是非お出かけ下さいませ。

 

 

重い足と軽い心

昨日の朝、5時30分
信越五岳トレイルランニングレース

がスタートした。

 

全長110km、その97%以上がトレイルという

最大標高差1230mの壮大なコースを、

三ヵ所の関門を抜け、

22時間の制限時間の中で走るという

トレイルランナーにとっては、夢のような

また悪夢のようなレース。

 

昨年は台風に泣かされたけれど

今回はシャワー程度の雨の中、

総勢700名のランナーが、地元小学生のボランティアたちの声援を受け、

緑に囲まれたロングトレイルを走り抜けました。

 

ウチにお泊り頂いたランナー達の

朝食にくる足取りは、文字通り、引きずるように重い。

けれど、

なんと爽快な笑顔。

完走した方も、今回は涙を飲んだ方も

達成感あふれる軽やかな気持ちで

閉会式に向かわれました。

 

さあて、皆様、

来年のエントリーに向けて、ご準備いかがですかぁ?!

 

 

 

 

自慢の葡萄

残念ながら妙高は、あんまり果物豊かなところではありません。

 

桃やリンゴは長野から、

梨やすいかは下越から、

洋ナシは中越、苺は上越、と

あちらこちちらから頂いておりまして

夏のブルーベリーのみ地元のものです。

 

が、

しかし、

この季節、これだけは、というのが

この“鳥坂ぶどう”です。

え、聞いたことがない?

そうなんです、旧新井・鳥坂地区で栽培されているものの

現在出荷数はほぼ無し、

自分で作って、自分で食べる、という

小規模な栽培農家がかろうじて数軒あるのみ。

 

これが、旨い!

ひと房あるだけで、あたり一面漂う甘酸っぱい香り、

果肉は実離れがよく、口に含むと

最初は「うっ」となるくらいの酸っぱさで

あとからくる圧倒的な甘さが至福の極み。

 

毎年この時期になると軽トラに乗り

軒先で売ってるこの葡萄求め、旧新井地区をさまよっていたけれど

去年偶然、裏に葡萄棚を見つけて、

飛び込みで頼み込んで、やっと分けてもらったおうちが一軒。

まだかな?

そろそろかな?

もういいかな?と略奪時期を窺っていたところ

「今年のが出来たよ」と、持って来てくださった。

 

持つべきものは

飽くことのない食い意地と

優しい農家のおばさん友。

 

飛びつかんばかりに歓待申し上げ

早速頂いた葡萄の、それはそれは美味しいこと。

 

この時期、ここだけのお楽しみ、

今はナイアガラ、このあとスチユーベン種が出ます、

見つけられる幸運ためしにお出かけになりませんか?

 

 

 

 

 

私をスキーに連れてって

本年度の赤倉温泉スキー場・リフト券“早割り”のご案内がまいりました。

今月中にお買い求めだと、なんと27000円、

風が冷たくなってきたら、雪に思いを馳せるあなた、

購入ご検討、いかがですか?

 

 

 

 

佐藤一郎 挿絵原画展

先日いらしたとき、帰り際に

「あ、忘れていた、これ」

と、手渡されたはがきは

思わずじっと見入ってしまうような、美しいネムノキの葉だった。

藝大近くの上野の森で、

ひっそりとしたネムノキを見上げ、

じっと佇んでいる佐藤先生が思い浮かぶ。

ご挨拶文もお人柄そのままで、

優しい笑顔が透けて見えるようです。

 

9月29日から10月4日まで、

銀座スルガ台画廊にて

『佐藤一郎挿絵原画展』開催です。

 

 

 

コスモスと蕎麦

長野と新潟の県境、

杉ノ原から黒姫高原に抜けるところに

密かに“行かずアンダルシア”と呼んでいる

お気に入りの場所がある。

そこは霧下蕎麦の里であり

地元のおばさんたちが立ち働く

蕎麦の「たかさわ」は、その坂を登りきったところにある。

メニューを見て、しばし悩む、

が、

やはり王道の「ざる」。

黒みがかった蕎麦は

香りよく、しっかりとしたコシ、

噛むほどに味わい深い田舎蕎麦。

 

あぁ、美味しかった

と、何気なく献立を裏返したら

「蕎麦薄焼き クレープ風」

!!!!!!!

しかも、甘辛両方楽しめる!

うぅ~~、と

唸りながらお腹をさすってみたけれど

ぽんぽん具合で、泣く泣く次回繰越。

 

外に出れば秋の空、

思わずシャッターを切ったけれど

絵に書いたような「花と空」、

陳腐な写真となりました。

高原は秋を迎え、

見どころ、食べどころが満載です。

週末のご予定に入れてみませんか?

 

 

 

 

 

 

笹ヶ峰は秋色

空の高さに誘われて

久しぶりに笹ヶ峰に行ってみたら

 

もう、そこは秋色。

 

空気は澄み渡り

脇を流れ出る

水の音は冴え

 

そう、

足元には

そこかしこに秋の恵み。

 

10月に入れば山は紅く染まり

たくさんの方が訪れるでしょう。

今はそのまえのちょっとした時間、

どうぞ、お天気に誘われるままにお出かけ下さい。

 

 

朝のお散歩

『朝ごはん前に、いもり池までのお散歩案内をいたします』

と、いう楽しい企画が始まりました。

妙高秋の朝散歩

いもり池をそぞろ歩きながら、美味しい空気をすって

おなかをすかせて帰っていらしたら

美味しい朝ごはんが待っています♪

新潟朝ごはんプロジェクト

 

天心忌・秋の風の中

岡倉天心先生がこの地で亡くなられて

今日は102回目のご法要の日です。

昨日までの雨は夜半に上がり

目が覚めた朝は、はっきりと秋でした。

 

六角堂の扉が開け放たれ

平櫛田中作の天心胸像の前には

秋の花々がこぼれんばかりに飾られています。

 

りんどう、萩、ミズヒキ、シュウカイドウ

 

昨年までお元気にお手前をなさられていた

生稲先生の優しい眼差しを想い出しつつ

束の間の心休まる時間を

秋風がそよ吹く中、過ごしてきました。

 

本日のお茶菓子は

やまきん作

『岩漏る水』。

 

 

 

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