玄関を出たすぐの石垣で
可憐な白い花を咲かせていたブラックベリーが
実りの季節になりました。
今年は豊作。
不思議と門の脇の木が、全く実っていないので
ここが唯一の収穫になりそうです。
こちらは表通りからは見えないので
登校の子供たちの歓声が聞こえないのがちょっと残念。
小さな泥棒たちを見逃してあげる楽しみはないけれど、
びっしりとついた実が、
赤く色付き始め、朝の楽しみがまたひとつ、増えました。
うちの主人の唯一の趣味はアボカド生育です。
東京から15年前につれてきた紀伊国屋生まれのアボカドは、こちらの寒さにも負けずにすくすく育っています。地元っ子の仲間も増えて、何本かは里子にだし ました。日々成長していくアボカドとお客様の声にはげまされ商いを続けてきましたが、この度私のページを作るにあたり、皆様に香嶽楼の成育をお知らせし、 見守っていただけるよう、このブログを『アボカド通信』と名づけました。
村山 美枝子
2006年
玄関を出たすぐの石垣で
可憐な白い花を咲かせていたブラックベリーが
実りの季節になりました。
今年は豊作。
不思議と門の脇の木が、全く実っていないので
ここが唯一の収穫になりそうです。
こちらは表通りからは見えないので
登校の子供たちの歓声が聞こえないのがちょっと残念。
小さな泥棒たちを見逃してあげる楽しみはないけれど、
びっしりとついた実が、
赤く色付き始め、朝の楽しみがまたひとつ、増えました。
世の中には、グリーンサムと呼ばれる
植物の生育に優れた人がいる、ときくが
ワタシはといえば、全く才能が無く、
ものすごく丈夫で強いから大丈夫、といわれて
貰ってきたものをも枯らす。
が、
食欲に、勝るものナシ。
田舎では、なかなか手に入らない
バジルとパクチーの栽培に乗り出すことにいたしました。
玄関脇に置き、
邪魔だとか、くさい、とか
多々ある声をモノとせず
ワタシの菜園、ばく進中です。
ご覧の通り、バジルは収穫できるレベルになりました。
あとはパクチーが育ってくれれば、
ウチの夏の食卓は、充実したものになるでしょう。
うきうきと、雨が降るのに水をやり
皆の怒声が響く香嶽楼デ・アール。
片手に2つ乗ればいっぱいの、大粒の杏、
を、
たっぷりの水に張って一時間。
ヘタを取って、優しく丁寧に拭いて、
“杏酒”を仕込みます。
遠くオーストラリアからやってくるミッちゃんが
かの地で梅酒を作りたいけど、肝心の梅が無い、
と、ぼやいていたので、
あちらにもきっとあるAPRICOT・杏で試作。
美味しくなぁれ、と、おまじないかけて
倉庫の奥にしまいます。
梅雨が明けると、暑い夏、
その先にある様々な季節に思いを馳せながらの
保存食作りは楽しくてやめられない。
きた、
大量の、
梅。
で、今日は一日梅しごと。
梅のヘタを取るのは、楽しいんだけど
中指にタコができる。
でも、来年頂く梅酒を思うと、なんのその。
無事、本日分は終了です。
明日また8kg、来る予定。
準備万端で待ちましょう。
先日姉が数年ぶりに来館して、
「みーんなイステーブルがいいって言うんだけど、
宴会みたいにできるかしら」。
はい、できます。
畳の上に、専用のイス・テーブルで
ご宴会席をお作りいたします。
やっぱり、日本人よね~、との
華やかな声が上がる“和テーブル”宴会、
どうぞお気軽にお申し付け下さいませ♪
先日、お団子を買いに江口団子さんへ。
駐車場からくぐる大暖簾、
お団子も楽しみなんだけど、
この時季のもうひとつの楽しみは、
こちらの中庭。
このひょろひょろした草は「トクサ」といいます。
青々とした緑色と、すっと伸びている姿が
なんとも涼しげで、風の通り抜ける庭に美しい。
帯締めで有名な、上野の道明さんには
“トクサ色”と、いう帯締めがあり、
今のワタシの欲しいものリストナンバーワン。
なぁーんてことを考えながらも、足はいそいそと店内へ。
ワタシが何を、いくつ買ったかはナイショの話。
米どころ新潟、団子の美味しさは折り紙付き、
長岡方面へお出かけの際は、お立ち寄りになってみてください。
先日、JCV・FMみょうこうさんのラジオに
女将会のスイーツ紹介で、生出演させていただきました。
その際、キャスターの方が、実際に召し上がりながらコメントする、
ということで、久しぶりにみなさんのスイーツが大集合。
それぞれ、たっぷりの苺を使い、、
日替わりでお出ししている、華やかなスイーツです。
提供期間は今月一杯、
温泉とスイーツのひと時はいかがですか。
せっかくなのに切らしているといけないので、
いらっしゃる前に、お声をかけてくださいませ。
梅雨に入るまえの爽やかな一時、
緑の風薫る高原で、お過ごし下さい。
ウチの裏にあるお稲荷さんは
われら4班の担当で、毎月一回掃除がある。
その境内に、こんこんと山水が湧いている。
冬の間は止めている水を、
春になって、まわりの雪が消えた頃に出すと、
なんだか途端に、まわりの空気が変わる気がする。
滴るような新緑に染まり、広がる波紋を眺めていると
時間がとまる。
こんなひと時の過ごし方も、忙しい日々を送る皆さまに
オススメしたいなぁ。
なあーんにもないところで、
なあーんにもしない時間、
お気に入りの本と、日よけの帽子を持って
お出かけになってみて下さい。
いつもと違う1日になると思います。
温泉って、汚れるんです。
天然温泉ゆえの、硫黄や鉄分の成分で
蛇口や、床が、変色したり、劣化したり。
で、
今回、床の改修工事が済みました。
足の裏にも気持ちのいい石を選びました。
床に温泉が流れず、滑る心配もなくなりましたのでご安心。
雪が降るまで、日帰り温泉は14時から19時、
お一人様800円、小学生400円、幼児は無料です。
ご宿泊のお客様で混雑時は、
お断りする場合もございますのでご容赦下さいませ。