新潟 妙高高原 赤倉温泉 源泉掛け流し 香嶽楼

若女将のアボカド通信

うちの主人の唯一の趣味はアボカド生育です。
東京から15年前につれてきた紀伊国屋生まれのアボカドは、こちらの寒さにも負けずにすくすく育っています。地元っ子の仲間も増えて、何本かは里子にだし ました。日々成長していくアボカドとお客様の声にはげまされ商いを続けてきましたが、この度私のページを作るにあたり、皆様に香嶽楼の成育をお知らせし、 見守っていただけるよう、このブログを『アボカド通信』と名づけました。

村山 美枝子
2006年

赤倉温泉スキー場は明日12/9にオープン予定です

詳細はこちらからご確認ください。

晴れた日に、信濃路を思う

あまりご存知の方はおられないかもしれないが

ウチの3階廊下から、正面に

黒姫山が見える。

その昔、旅行社で赤倉は“信州仕入れ”といわれ

新潟ではなく、長野の一部として扱われていた。

 

いらしたお客様から「え、ここ、新潟県なの?」という

お声もかなり聞かされた。

県庁も、長野県庁にいく三倍時間をかけ、新潟市に出向き

手続き等にかなり不便を感じる。

その度に、

どうせなら長野県になればいいのに、

という思いがあり、自身も新潟県にあまり愛着もなかった。

 

その思いが変わったのは、中越地震のとき。

県下のほぼすべての温泉地の旅館が結束し、

誘客行脚の出かけ、お互いを思いやり、

自身を励まし、新潟県民だからね!、という力で動いた。

 

晴れた朝に、ふと外を見ると、

すぐそこに優し気な黒姫山。

 

そこから続く信濃路をおもい、

長野やら、新潟やらより、この妙高山の麓、

おおらかな気持ちで、過ごす日々を

有り難く、愛おしく感じる今朝。

 

道路までが凍る、寒い長野の冬、

しんしんと降る雪に、生活路まで閉ざされる新潟、

そんな日本の冬を、楽しんでいただけるよう

フロント前の火鉢に炭を入れる。

 

今日も元気に、丁寧に。

 

 

 

 

 

 

できた♪

先日漬けた野沢菜、

塩漬けはまだだけど、醤油漬けが

漬かりました♪

 

今年のは特別柔らかく、甘~く仕上がりました。

こちらは保存用ではないので、

あっという間に終わってしまう恐れあり。

 

忘年会をご検討中の方、

送迎ができなくなるので、忘年会プランは終了ですが

もちろん承っておりますので、どうぞお早めに♬

 

 

 

野沢菜漬け日和

お山は真っ白、

でも、ひなたはポカポカ。

今日は野沢菜漬け日和。

山水は、夏は冷たく、冬は暖かい、

野沢菜洗いに最適です。 

 

飯綱高原のO野ちゃんの畑からきたお菜は

柔らかく、霜にあたったぬめりがある、

最高の状態です。

 

保存用には塩漬け、

すぐ食べれるのは、お醤油漬け。

こちらは刻んだそばから漬けていきます。

 

今年も美味しい野沢菜を、皆様に召し上がっていただけるよう

美味しくなあれ、のおまじない。

暗く冷たい野菜倉庫で、ひと休み、

皆様のお皿にのるのは、もう少しあとのお話です。

 

 

 

 

お化粧直し

シャチョー念願の、

お化粧直しが済みました。

が、

 

しかーーーし!

あっという間に、これこの通り・・・・

 

いや、

雪は嬉しいのだけどね・・・

 

外に立ち、ニマニマと眺めていたのは

ほんの一瞬でしたね、シャーチョー、と

みんなに声掛けられて

肩を落とす後ろ姿に、そこはかとない哀愁漂う週明けでした。

 

寒くなってきました、

あったかーい温泉、入りにいらしてください。

 

 

 

 

 

 

11月の雪景色

あっという間に積もった、11月の雪。

いつもは地熱が下がらないと

降ったそばから消えていくのに、

今回は降る方の勢いが勝ち、ここまで積もりました。

まだまだ水分が多く、重い雪だけれど

サラサラの粉雪になるのも、もうすぐです。

 

冬の準備、間に合ってますか?

ボードやブーツのお手入れ、

今度新調しようと思っていた手袋、

ウチのこたつに入って読む本、

久しぶりに再開しようとしている毛糸と編み棒。

 

さあさあ、

急いでください、冬はもうそこです。

 

季節が変わりました。

Autumn has gone.

and

Winter has come.

Everybody ,

Get ready for your white season!

 

 

晩秋

昔の赤倉への入り口は

今とは違い、細川邸がある通りだったらしい。

歴史ある温泉地へのエントランスにふさわしい、

期待感を煽る木立。

晩秋を迎える今が

私の大好きな風景のひとつです。

 

赤倉を訪れる機会のある方、

是非、この道からお越しになってみてください。

古の空気を感じていただけると思います。

 

 

 

オール読物さんに紹介されました。

定期購読こそしておりませんが

毎月読んでいる「オール読物」さんの11月号に

香嶽楼が紹介されました!

山崎まゆみさんの

“二泊三日の温泉三昧”のページです。

 

温泉に対する愛情あふれる山崎さんのページは

いつも楽しく拝見していたので

そこでご紹介していただけるなんて、夢のようです。

 

ウチの誇りの天然100%かけ流し温泉を

沢山の方にご覧いただける機会を作っていただいて

本当に感謝です。

皆さまのお手に取っていただければ嬉しいです♪

 

 

 

 

ジャム勢ぞろい

忙しい、忙しい、

忙しいなんてもんじゃない。

 

怒涛のような保存食作りが

佳境に入っています。

 

お隣のSおちゃんちの栗は、デザートのマロンシャンテリーに。

 

季節外れに、海辺からどっときたトマトは

天然塩と、自家製ガーリックコンフィでトマトソースに。

 

飯綱高原はO野ちゃんの畑から

10kgも届いた翡翠色の未熟のトマトは

シナモンのきいたグリーントマトジャム。

 

 

宝石のように美しいのは、長野産ピオーネ。

クローブ・シナモン・カルダモンと

スパイシーに仕上げます。

 

皮ごと頂けるのはシャインマスカット。

大好物のジンジャーとの相性は

ベストマッチング。

 

そして、真打ち登場。

成田園の紅玉は、甘酸っぱさいっぱい。

今年は素晴らしい色に仕上がりました。

半分はデザート用のコンポート、

ふるふるのアップルゼリ-を添えて、お出しします。

 

新しくしたジャム工房にこもり、

リンキンのチェスターを偲んで、OneMoreNightを聴きながら

フルーツとスパイスの醸し出す、甘い香りを楽しんでいるのは

至福の時間です。

 

秋のジャムが勢ぞろいいたしました。

さて、あなたのお好みは、どちら?

 

 

 

 

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