うちの主人の唯一の趣味はアボカド生育です。
東京から15年前につれてきた紀伊国屋生まれのアボカドは、こちらの寒さにも負けずにすくすく育っています。地元っ子の仲間も増えて、何本かは里子にだし ました。日々成長していくアボカドとお客様の声にはげまされ商いを続けてきましたが、この度私のページを作るにあたり、皆様に香嶽楼の成育をお知らせし、 見守っていただけるよう、このブログを『アボカド通信』と名づけました。
村山 美枝子
2006年
本当にご迷惑をおかけしますが
天井塗り替え工事を行うことになりました。
期間は6月11日から17日、
その間、一つのお風呂を2時間交代で男女入れ替えをさせていただきます。
5時から7時30分 男性
7時30分~9時30分 女性
14時からは男性で、その後2時間おきに入れ替えで
24時までのご入浴とさせていただきます。
なお、この期間中は湯めぐり手形をお出しいたしますので
この機会に是非、赤倉中のお風呂をお楽しみください。
いま、
高原は最高にきれいです。
アカシア
ヤマボウシや白根葵
ヤマフジ
それらにもまして、山々の新緑は心洗われます。
今の時期、お忙しくお過ごしでご宿泊が難しくても
たまの休日、朝からお出かけになって、
10時間滞在で宿泊気分の「ゆったり日帰りプラン」で
のんびりお過ごしになってください。
帰り際のお客様から
「あんた、食べたことないだろ」と、
ひょいと手渡されたコレ。
生せんべい・・・?
なんですか~~~???
おそるおそる袋を開けると、ふにゃふにゃしてる。
うに~っとちぎって口に含むと、
もちもちっとして、ほんのりとした甘さがじわーっと広がる、
生まれて初めての食感。
田中屋さんの生せんべい。
蜂蜜の味が優しい、懐かしいようなお菓子でした。
コレを下さったT様は、なんと8泊かけて、東北からウチまで
温泉めぐりをしていらした最終日。
そんな長旅にお持ちになったということは
ご自身の大切な味なんだなぁ、きっと。
そんな想いをいただきまして、ほっこり暖かくなりました。
「ここの料理が一番口にあったわ」との
嬉しいお言葉を残してご出発、
有難うございました。
ちなみにこの生せんべい、うちの仲居たちにも大好評のお味でした、
ご馳走様でした。
このところ、お会いする方々に
アヴォカドの生育方法を聞かれる場合が多かったので
この場でチョットご説明。
まずは、剥くときに、種を傷つけないように取り出してください。
そう、バコッと種に包丁をつきたてるほうが、簡単に剥けるんですが、
「あ、この種、元気そう」
と、いうのに出会ったら、実は多少崩れてしまって、見栄えが悪くはなりますが
あくまで”種優先”姿勢をとってください。
こんな風に、三方から爪楊枝をななめに刺して、お尻(丸みを帯びたほうです)が
少し水に浸かった状態を作ります。
お尻が乾くことのないように、毎朝水チェックを欠かさぬ事だけが唯一の手間。
下がぬるぬるしてきても、
上が、かぴかぴしてきても、
決してあきらめないでください。
これらは冬前に入れたものです。
未だワタシはあきらめていません。
あっという間に根が出る早熟チャンと、時間がかかるオクテチャンがおります。
お尻から白い根がひょろ~りと出てきたら、すこし伸ばしてから
プランターへGO。
頭を少しだして、ハーブ系用の土に入れてあげてください。
このあとは意外と早く芽が出ます。
こうなってきたら土が乾かないように、ときどき水を上げてください。
アヴォカド生育にコツがあるとしたら、
それは”愛情”です。
名前をつけて、声をかけてあげてください。
葉を伸ばしてきたら、褒めてあげて下さい。
いつか大きく葉が茂り、あなたの頭上に木陰をつくるでしょう。
LOVE & TRUST