朝の鈍い光が、何かを告げる。
外を眺めれば、白の世界が広がった。
本日、赤倉初雪。
白い帽子が、粉砂糖のよう。
山はまだまだ降る気マンマンでスタンバイ。
積もるには早いよ、と、ばかりに車が走る。
いつもは１１月に入り、いつかな？くるかな？と
何とはなしに気分がふさぐ冬の始まりですが、
あまりに早い初雪に、なんだか子供の頃のように、
ちょっぴり心がはずんだ朝でした。
新潟 妙高高原 赤倉温泉 源泉掛け流し 香嶽楼
うちの主人の唯一の趣味はアボカド生育です。
東京から15年前につれてきた紀伊国屋生まれのアボカドは、こちらの寒さにも負けずにすくすく育っています。地元っ子の仲間も増えて、何本かは里子にだし ました。日々成長していくアボカドとお客様の声にはげまされ商いを続けてきましたが、この度私のページを作るにあたり、皆様に香嶽楼の成育をお知らせし、 見守っていただけるよう、このブログを『アボカド通信』と名づけました。
村山 美枝子
2006年
朝の鈍い光が、何かを告げる。
外を眺めれば、白の世界が広がった。
本日、赤倉初雪。
白い帽子が、粉砂糖のよう。
山はまだまだ降る気マンマンでスタンバイ。
積もるには早いよ、と、ばかりに車が走る。
いつもは１１月に入り、いつかな？くるかな？と
何とはなしに気分がふさぐ冬の始まりですが、
あまりに早い初雪に、なんだか子供の頃のように、
ちょっぴり心がはずんだ朝でした。
先日仕込んだ甕の中は、こんな感じ。
透かしてみると、きれいなボルドー。
今でも十分美味しいけれど、
あと３ヶ月、
待ちましょうね。
・・・・・・・・・
いや、ぶどうジュースですとも。
たっぷりのざくろをいただいたら
自家製のグレナデンシロップ。
あの量で、これだけになります。
本日のデザート、
『フローズンべリーのシャンテリー・ざくろのソース』。
夏に採りためたブルーベリーは、しゃりっとして、さっぱり甘い、
高原のベリーでないと、この味にはなりません。
冷凍庫に頭を突っ込んで、底が見えたら今年の分はもうおしまい。
朝の雨が上がり、ひんやりとした風景の中で
ナナカマドの紅色に目を奪われ、見上げていたら、
なにやら、別の影が見えた。
あ、
栗！！
数年前に植えたまま、忘れかけていた栗の木が
初めて実りました。
ちんまりしたイガすらかわいらしく見える。
今まで、隣の栗をあてにしていたけれど、
こんどから大威張りで栗拾いをいたしましょ。
ムラサキシキブも妖艶な色をまとい、
玄関先で艶やかにお出迎え。
日々深まる秋を満喫。
妙高市のエコトレッキングにオブジェ制作委員会が参加しました。
もちろん、紫陽花のリース作りですとも。
参加料は材料費の５００円で
リースを１つ作っていただき、お持ち帰りいただけます。
秋の日差しの中、
美しい紫陽花の色にびっくりしながら、
美味しい空気をおなかいっぱい吸い込み
楽しいひと時を過ごしていただきました。
また、いらしてくださいね。
行ってきました、上海万博。
踊ってきました、佐渡おけさ。
そのときの画像はまた、別の機会にお見せするとして、
（ジツハワタクシ、海外はカメラは持たない主義でして、
人の画像データを待ち状態）
新潟県旅館組合の鬼のような日程組みにより、買い物時間は一切無し。
万博会場内移動中の際、
飲み物調達の為に立ち寄ったファミリーマート（中国語では"全家”とありました）で、
見つけた見つけた
ミンナの土産。
いいぇ、上海蟹を買ってきたいのは山々ですが、
ふかひれスープを飲ませたいのも山々ですが、
今回はこちらで、
ね、
よく見てちょ。
ほら、
昨日は香嶽楼内の、ポリポリという音と、ほのかに香る蟹の匂いが
私の帰りをお知らせした夜でした。
再現、上海。
お待たせいたしました、
『宿かふぇ』が秋の新メニューになりました。
今回のお題目は"林檎”。
ウチのスイーツは
「林檎のトライフル」
紅玉を２種類のコンポートにして、クリームチーズのムースとともに。
「焼き林檎」
甘みを抑えて、たっぷりのシナモンで。
ふふふ、
美味しいよ♪
コーヒーとご一緒に、秋のお味を楽しんでください。
一日１０セット限定なので、ご予約いただくと嬉しいです。
ご入浴あとに、いかがですか？
足元を見れば
こんなにかわいい葉っぱ。
まるで一枚の絵画のよう。
こんな絵を描いたのは
となりのととろが住む"あすなろ”の木。
その脇には
はっと目を奪われる、鮮やかなグラデーション。
いま、お山では、みんなが競ってそれぞれの芸術作品を作成中。
『山の展覧会』にいらしてください。
