うちの主人の唯一の趣味はアボカド生育です。
東京から15年前につれてきた紀伊国屋生まれのアボカドは、こちらの寒さにも負けずにすくすく育っています。地元っ子の仲間も増えて、何本かは里子にだし ました。日々成長していくアボカドとお客様の声にはげまされ商いを続けてきましたが、この度私のページを作るにあたり、皆様に香嶽楼の成育をお知らせし、 見守っていただけるよう、このブログを『アボカド通信』と名づけました。
村山 美枝子
2006年
今日はオーストラリアからいらしていたグリーンさんチームの御出発日。
「また来るよ」とのお言葉、感謝。
オーストラリアの方がたは、皆さんとってもにこやかでフレンドリー、
日本という、文化の違う国に来て、戸惑うことや
不便に思うこともたくさんあるでしょうに、毎朝夕出会うたびにニッコリ。
”笑顔の国のお人柄”という感じで、つられてこちらも笑顔になります。
いま、世界が、戦争や抗争の危機に晒されていて
不安なことが多い日々の中、
何にも出来ない自身に憤り、絶望感にかられますが
一つだけ、ワタシもできることがあるのは
「いつも笑顔」。
『笑うかどには福来たる』
世界中、どこにでも、福と平和がきますように。
世の中、あまたほどあるチョコレート。
昨今のスイーツブームで、世界各地のショコラティエが日本にやってきたけれど、
今後一生、1種のチョコレートしか食べられないと言われたら
ワタシが選ぶのははこれかもしれない。
貧乏学生時代から、お金を貯めては買いに走った
ショコラッティエ・エリカの
『マ・ボンヌ』。
「このくらい」と、決めた場所にナイフを入れる瞬間の
期待と緊張が入り混じった眼差しは、今も変わらない。
マシュマロ・ナッツ・ミルクチョコレートの
禁断のハーモニー。
う~~~、
スキだ!
何故こんな時期に、私の手元にこれがあるかというと
言わずと知れたst・バレンタイン、
ウチの愚息に届いたシロモノ。
内緒で頬張る悪魔のハハであった。
明日、明治のチョコ、買ってあげるからね。
静岡からのI谷様は、10年選手。
いつのまにか、おじいちゃんになり、かわいいお孫ぴーをお連れになる。
いっつも、お近くのものを手土産にしてくださるのだが
お人柄そのままの、肩肘張らない品物をくださる。
今回のお土産は「田子の月」というところのこんなにかわいい箱。
中身は
季節限定の『いちご』をわれば、
外はパリッとして、中はふわふわの皮に、ふんわりしたクリームがたっぷり。
甘すぎず、いちごの粒々が入っていて、とーっても優しいお味。
最近スイーツばやりで、どちらを向いても素晴らしいお菓子がいっぱいだけど
やたらと、手間とお金をかけすぎた感もある中、
気軽に3時のおやつにいただける、こんなお菓子にほっとします。
早速頬張れば、
春風がとおり過ぎた気がした。
ワタシのいとこは上越で耳鼻咽喉科のクリニックを開いています。
愛想も何にもないやつだけど、奥さんのC鶴さんはものごし優雅な日本美人。
村山家の面々に「掃き溜めに鶴」といわしめた令夫人。
いっつも彼女の手土産は、ワタシの胃袋ワシヅカミ。
あ、
この包み・・・!
日本橋のうさぎやさんのは、皮がふわふわで、餡がぎっしり。
やっぱり日本橋のほがいい
とか
いやいや、上野が旨い
とか、
個人的好みは色々あるでしょうが、
こちらのどら焼きは、かわいいの。
ほら、
うさぎのお尻のようでしょ。
目にも心にも、もちろん身にも嬉しいお土産でした。
C鶴さん、ありがとう、
久しぶりに、2人のお嬢ちゃまに会えて嬉しかったよ!