新潟 妙高高原 赤倉温泉 源泉掛け流し 香嶽楼

若女将のアボカド通信

うちの主人の唯一の趣味はアボカド生育です。
東京から15年前につれてきた紀伊国屋生まれのアボカドは、こちらの寒さにも負けずにすくすく育っています。地元っ子の仲間も増えて、何本かは里子にだし ました。日々成長していくアボカドとお客様の声にはげまされ商いを続けてきましたが、この度私のページを作るにあたり、皆様に香嶽楼の成育をお知らせし、 見守っていただけるよう、このブログを『アボカド通信』と名づけました。

村山 美枝子
2006年

幽玄

本日9時、3階の窓から。

Unkai

この景色を、見せたい人がいた。

地酒利き酒・鮎正宗

女将会の女性限定プラン

『妙高でキ・レ・イを手に入れる』の

打ち合わせに酒蔵に行ってきた。

 

 

御存知、

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鮎正宗。

 

山間の細い道をぐんぐん行くと

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大きな茅葺き屋根が目印。

 

うで自慢・水自慢で

Ayu

大切に造ってきた酒各種。

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飯吉おやじのうんちくも楽しみながら

妙高の旨い酒と、新そば、

どっぷり召し上がってでいただきます!

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秋の妙高、是非おでかけください。

 

ニッポンの秋

過酷な暑い夏を過ごし、

朝夕の急激な気温の変化によって

美味しいオコメができるのです。

Ine

大地・太陽・山からの水、

そしてなによりも、育ててくれた人々の手と手に

心から、感謝。

 

もうすぐ新米、実りの秋がやってくる。

中秋の名月と三味線の音

なんとも贅沢な一夜は、

慶應大学長唄研究会の皆様からの贈り物。

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今年も夏季合宿中の学生さんの音色は

昨年よりもグレードアップ。

先輩たちが多いせいかな?

浴衣の着付けも、三味を持つ手も、一年生のときとは違います。

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館内にかすかに響く三味線の音は

秋がやってくる道案内。

 

 

すすきの穂が揺れ、おいでおいでとしっぽが招く。

温泉の煙りにまかれてひと踊り、

月の灯りにほのかに浮かぶ、浴衣美人に御用心。

 

 

となりのトトロの贈り物

ウチの正面にある栗の木は、実は隣の家のもの。

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早い頃、葉っぱや花が落ちるのを、せっせせっせとかたすのは

お互いの暗黙の了解、

『こっちがわに落ちてきたのはウチのモノ』。

 

 

今年もかわいいイガイガが、ぽとりぽとりと落ちてき始めた。

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まだ実が入っていないけど、これから落ちてくるのがお楽しみ。

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マロンシャンテリーに

栗ご飯、

ブランデーで煮含めるのも大好物。

しばらくワタシの頭は栗づくし♪

 

Don’t worry Morry honey

今年の夏は、雨が多かったり

赤倉にはあるまじき暑さだったりで

ぢつはウチ中が密かに心配していたことがある。

そう、

 

 

モーリーの姿が見えない・・・・・

 

 

いや、声は聞こえた

とか

しっぽが見えた

とか、

みんな口々に言うけれど、姿をあらわさなかったモーリーが

 

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いたっっっっっ!!!!

 

 

こんなキュートで、お茶目なモーリーに

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ワレワレはホッと胸をなでおろしたのでした。

またしばらくは、シャチョーの姿が池のはたに出没するのが増えるのでアール。

 

 

山への招待状

国道の生ぬるい空気に、一陣の涼風が紛れこむ。

それは、山からの招待状。

誘われて、ウィンカーが鳴る。

 

おいで

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おいで

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おいで

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おいで

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よく来たな

 

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山が笑った。

スキーの季節・慶應義塾大学

スキーの季節。

 

 

そう、

いま赤倉は、スキー部の夏季合宿真っ盛り。

 

 

麻布のAちゃんはウチのすぐ近くに別荘があり、物心付く頃からの遊び友達。

今季香嶽楼は、彼女の御主人が監督と務める

「慶應義塾大学体育会スキー部」の皆様をお預かりしております。

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朝出て行って、汗まみれの顔、ほこりだらけの靴で帰ってくる日々。

夏の地道な努力が、冬のパワーになり、容赦なく成績に反映されます。

 

 

心の中で「ガンバレ、ガンバレ」と、エールを送るスタッフ一同、

いっぱい食べて、いっぱい寝て、そして一生に一度しかない

2011年のこの時を、思う存分楽しんでほしいと願っております。

羽田のしじみ

ワタシ宛に冷蔵宅急便が届いた。

開けてみたら大量の

しじみ。

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送り主は、20代の頃からの友人、

大森在住のOガワYジ。

バリバリの湘南サーファーから

釣師、そして、あげくに釣道具まで作り始め、

今度は漁師。

いや、もう、驚かないけどね、なにやっても。

 

 

何年経っても変わらない、少年の瞳をもってる

大事な大事な友人です。

いつかまた、一緒に行こうね、キラキラひかる夏の海に。

阿闍梨餅・ポニョの足跡

嵐のように来て、嵐のように去っていったポニョ’s。

 

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甲高い子供の歓声は夏の音楽。

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去った後の静寂はなんとも言えず、夏の終わりを感じさせる。

 

 

で、

去った後、ワタシの手元には“親の愛”。

京都満月の

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阿闍梨餅。

 

 

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ぷっくらとふくらんでいるのは比叡山の僧がかぶる網代笠の形。

中は丹波大納言小豆。

 

 

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米粉が入っている生地はもっち~りしていて

餡はあくまであっさりと、豆の味わいを大切に。

この皮は美味しい♪♪♪

米粉のモチモチ感が、出すぎず、控えすぎず、

絶妙な食感。

 

 

今、妙高市でも米粉使用を推進しているけれど、

やっぱり、米粉を使うって言うのは、そんなに簡単じゃないと思う。

研究して、試行錯誤を繰り返し、完成させた貫禄の味。

 

 

う~む、

と、うなりながら、ひとつ・ふたつ、

ワタシの胃袋に消えていくのでアール。

 

帰り際に3にんで声をそろえ、

「こんどはふゆくるね!」、

うっ・・・・と、一瞬ことばに詰まったら、

消え入りそうな声で「だめ・・・?」。

思わず

「もちろんいいよ、待ってるよ!」。

自分で地獄の蓋を開けた瞬間であった。

 

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