新潟 妙高高原 赤倉温泉 源泉掛け流し 香嶽楼

若女将のアボカド通信

うちの主人の唯一の趣味はアボカド生育です。
東京から15年前につれてきた紀伊国屋生まれのアボカドは、こちらの寒さにも負けずにすくすく育っています。地元っ子の仲間も増えて、何本かは里子にだし ました。日々成長していくアボカドとお客様の声にはげまされ商いを続けてきましたが、この度私のページを作るにあたり、皆様に香嶽楼の成育をお知らせし、 見守っていただけるよう、このブログを『アボカド通信』と名づけました。

村山 美枝子
2006年

笹ヶ峰散策

行ってまいりました、

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紅葉真っ盛りの“笹ヶ峰高原”。

 

 

え、

何しにって、

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牛を

 

 

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食べに。

 

 

いやいや、

笹ヶ峰グリーンハウスのステーキは

通称『わらじステーキ』。

これを皆様に御紹介したくって、

と、いう大義名分の下ではありますが

宇棚の清水や

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笹ヶ峰牧場見学もして、

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秋の高原の空気を満喫。

 

 

ステーキは評判どおり、とってーも大きくて厚く

しっかりした肉質で、ジューシー、

アメリカンタイプの焼き具合。

女性には一枚ちょっとたいへんかな、食べ応え十分です。

難を言えば、ご飯とサラダのセットが500円、

これにお味噌汁かスープとお漬物が付けばパーフェクトだと思います。

でもね、

今日の収穫はコチラ。

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壁に張り紙「揚げたてカレーパン200円」。

 

 

「熱いから気をつけてね」の声と共にわたされたお皿には

プックリふくらんだあつあつパン。

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半分にわれば湯気がぼわ~んとたちのぼり

スパイシーな香りがあたりに漂い

まわりの視線が背中に痛い。

外はカリッカリ、中はふわもち、

極上のカレーパンでした。

 

雪が降ったら今年の営業は終了です、

秋のランチは、笹ヶ峰へGO!

 

 

 

そして、また栗

山栗処理、無事終了。

 

が、

しかし、

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次のミッションは

“となりのととろ家”の栗。

今年は遅くて、すわ、不作か、と思いきや

ここに来て、ほら、こーんなに大粒。

 

 

昨日までの地獄の栗剥きもすっかり忘れ、

いそいそと門までの道を、朝夕、行ったり来たりするのでアール。

栗剥く人ぞ

何する人ぞ、

栗むく人ぞ。

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山のような栗と格闘早や5時間、

未だザルの底は見えず。

左手人差し指にはタコができ、

さて、このタコを何と呼ぼう、

やはり“クリダコ”かしらんと、麻痺状態の頭で考える。

 

フロント前の火鉢どころで剥いていれば

通りかかる方々の手が伸びるのを必死に防ぎ

フロント内で剥いていれば

ちらかる栗の残骸に冷たい目を注がれ

厨房内にいたっては

板前・仲居に「まーだやってんすか~」と嘲笑され

それでもめげずに剥き続けるのは

言わずもがなの秋の香嶽楼名物、

「マロンシャンテリー♪」のため。

 

 

美味し~いのができたらお披露目しますので請う御期待。

あけび

新潟在住のY川様は孫会いたさに松本通い。

行き帰りにお立ち寄りいただくとき、いつも素敵なお土産を下さる。

今回は

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松本の老舗菓子店“開運堂”の『あけび』。

 

秋限定のこのお菓子、

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香ばしいシュー皮に、あっさりした小豆餡。

 

こうゆう、地方の季節限定のお菓子は、なかなか出会いが難しい、

秋空を見上げ、あけびを頬ばる。

 

 

今日も感謝。

山の贈り物

朝、玄関を開けたら、

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籠いっぱいの栗。

あぁ、

今年もきたか、山からの贈り物。

籠のまわりには大きな足跡と、小さな足跡。

まわりをぐるぐる歩きまわっている、もっと小さな足跡は、

とんだり、跳ねたり、大忙し。

秋の山は木の実やきのこで、いっぱいです。

 

 

あなたにも、おすそ分け、

フロント前の火鉢の脇に、スプーンをそえて御用意してます。

甘い山栗、

たーんとめしあがれ。

 

妙高・赤倉 今日の紅葉

ウチの玄関が染まり始めました。

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毎日変わっていく色・景色が

今日の私の元気のモトです。

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すこしだけ、あなたにもおすそわけ。

明日も元気に、ていねいに。

花ざかりの君たちへ

お初にお目にかかります。

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4月に入社したウチの新人・山下&塚田コンビです。

 

 

山ほどの失敗や、板前の怒声、仲居のため息にもめげず、無事半年が過ぎました。

それもこれも、温かく見守ってくださった皆様のおかげです。

お茶はこぼす、

靴は間違える、

お料理運びでパニックに襲われ、

質問されると固まる、等々、

多大なる御迷惑をおかけいたしましたことを

ここで改めてお詫びを申し上げますとともに

今後の彼らの成長を、末永く応援してくださることを

なにとぞお願いしたく存じます。

 

是非、館内では目を光らせ、

チョットでも変な動きがあれば

ピシッと声をおかけくださいませ。

彼らの未来の鍵は、お客様の手中にございます、

よろしく、よろしく、お願い申し上げます。

 

採用の決め手となった彼らの若く光る声の

いらっしゃいませ!

おはようございます!

を聞きにいらしてください。

 

 

妙高山・初冠雪

みなさま、一週間の御無沙汰です。

 

 

これがわかるアナタ、お互い、よき時代を生きてきましたね~。

いえ、誰になじられたわけでもないのに、後ろめたいワタシ。

ええ、そうですとも、

酒と食におぼれた一週間・・・いや、ちがうって!

3日間の休館は、お風呂のドアの修理の為。

その後の3日は有明ビッグサイトでのPRイベントの為。

で、

本日久しぶりの仕事!と張り切って起きたはいいが

寒いのなんのって!

そう、

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本日、妙高・初冠雪。

 

雲の切れ間から顔を出した妙高は、うっすらと雪化粧。

ああ、

これからが旨い熱燗。

いそいそと、地酒の在庫チェックにいそしむのでアール。

美味しい畑

秋の黒姫はコスモス園が人気だけれど、

ワタシはこっち。

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白い花が終わりかけて、先っぽが茶色になっている、

これが美味しい畑です。

そう、

これはそば畑、

茶色い実は蕎麦の実です。

 

 

これから新そばの季節、

美味しい畑をご覧になりに、どうぞ、お出かけ下さいませ。

 

せんなりほおずき

「千成鬼灯」と書くらしい、かわいらしい実を沢山いただいた。

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中指の爪くらいの大きさで、透きとおったのと、そうでない物がある。

土の上にある期間中に繊維状になるらしい。

 

 

これ、

食べれるの。

 

 

おそるおそる口に入れ、歯をたてると

やさしい甘酸っぱさが広がる驚きの味。

野生の葡萄のような、つぷつぷと楽しい食感。

 

 

いやはや、

いくつになっても新しい発見がある山の暮らし、

なんだか嬉しい一日の始まり。

 

 

今日も元気に、ていねいに。

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