うちの主人の唯一の趣味はアボカド生育です。
東京から15年前につれてきた紀伊国屋生まれのアボカドは、こちらの寒さにも負けずにすくすく育っています。地元っ子の仲間も増えて、何本かは里子にだし ました。日々成長していくアボカドとお客様の声にはげまされ商いを続けてきましたが、この度私のページを作るにあたり、皆様に香嶽楼の成育をお知らせし、 見守っていただけるよう、このブログを『アボカド通信』と名づけました。
村山 美枝子
2006年
全くもってのワタクシゴトで恐縮ですが、
私の趣味は“読書”です。
趣味・・・と、いうより、活字中毒的なところがあり
本がないと不安感に駆られ、落ち着かないことこの上なし。
どこにいくのも1冊、2冊。(だって途中で読み終わっちゃうと困るからね)
海外に長期滞在の場合は誠に厄介なもので
“村山のキョーフのトランク”とまで呼ばれ、皆に恐れられました。
本というのはその人となりを映す鏡のようで、
どんな本を読んでいるかで、どのような人か、というのは推察できます。
・・・・
恥ずかしいでしょ、見られると。
そして、なぜか(!)私の手元にはたっくさんのお菓子の包装紙。
各お店が趣向を凝らしたその包み紙は、ため息が出るほど美しかったり、
おもわず微笑んでしまいそうに可愛かったりで、
全国のお店の数だけある、楽しいオリジナル包装紙、
捨てることなど、とても出来ません。
で、
もう一つの趣味は ブックカバーつくりです。
これが楽しい。
どんどん作りたい、のだが、
残念ながら年とともに読書量がおちて来て
包装紙ばかりが、たまる、たまる。
ムスメにもムスコにも「カバーつくる?」と聞いては素通りされる日々
「つくって♪」と、本を持ってきてくだされば
いくらでもお作りいたしますよ~!
お正月にいらっしゃるI上さまは上野界隈在住。
お土産はいつもあちこちの甘いもの。
今回いただいたのは北十条の老舗、『草月』の
蜂蜜と黒糖とくれば
ワタシの大好物、
ふっくらとした皮と
こっくりした餡。
思わず、しゅんしゅんと沸いている鉄瓶の湯で
抹茶を立てたワタシでアール。