うちの主人の唯一の趣味はアボカド生育です。
東京から15年前につれてきた紀伊国屋生まれのアボカドは、こちらの寒さにも負けずにすくすく育っています。地元っ子の仲間も増えて、何本かは里子にだし ました。日々成長していくアボカドとお客様の声にはげまされ商いを続けてきましたが、この度私のページを作るにあたり、皆様に香嶽楼の成育をお知らせし、 見守っていただけるよう、このブログを『アボカド通信』と名づけました。
村山 美枝子
2006年
ウチを出て、右角にある「みよしや」さん、
私のお気に入りは、
ずぼーっとしたオニイサンが焼くたこ焼きは
外はかりかり、中はとろっとろ♪の本格派。
京都のはんなりオネエサンがお給仕で
おすすめを聞いてはトッピングを決める楽しさも○。
おしょう油だ!
ソースに決まってる!!
いやいや、
ポン酢がいけまんがな!!!
海苔だ、チーズだ、明太子だ、と
かしましいことこの上なし。
一番のおすすめは”たこ焼き汁”。
騙されたと思っておためしアレ。
焼きうどんもおしょう油味で、こだわりの“かす”入りざんす。
多分冬季のみの営業でしょう、
この冬、赤倉にいらしたら、赤蛸へGO!
昨年4月に入社したY下(通称やまp)クン、
若干18歳にて住み込み希望。
入社当初は母恋しさに、夜な夜なすすり泣きがきこえた彼も
もうそろそろ1年たち、今日は晴れてのデビュー♪
え、
なんのって、
決まっているじゃあないですか
自他共に認める、非力さ当館NO.1でも
さすが新井産の地元っ子で、とってもおじょーず。
「だって、ばあちゃんちの雪下ろしもやってますもーん」と、鼻も高々。
シャチョーも見直し、パチパチと拍手です。
でもね
油断大敵、怪我しないように気をつけて、と
赤倉のハハはフロントの中でぬくぬくと、
ストーブの上の焼き餅を、ひっくり返しながら祈るのでアール。
雪の中に埋もれてしまったかのような
『ビジターセンター』から、冬のお楽しみの御案内がまいりました♪
楽しい風景に出会えるか、
冬を行き抜いている動物たちに出会えるか、
新たな雪景色を見つけにいらしてください。
ふと、おもてを見れば、向かいの屋根の上に人影が・・・
あ、
しげおちゃーーーーん!
「はっ、はっ、はーーー」と、笑っていますが、
レルヒ少佐の像にも見え、こちらも笑ってしまします。
“屋根の上・・・”と、くれば、バイオリン。
晴れた空を見上げながら、スコップ片手のシゲオちゃんが
胸の中で奏でるのは、どんな音色がするのでしょう。
口は悪いけれど、少年のような心を持っている彼が奏でるものは
きっと、この空のように澄んだ音がするでしょう。