新潟 妙高高原 赤倉温泉 源泉掛け流し 香嶽楼

若女将のアボカド通信

うちの主人の唯一の趣味はアボカド生育です。
東京から15年前につれてきた紀伊国屋生まれのアボカドは、こちらの寒さにも負けずにすくすく育っています。地元っ子の仲間も増えて、何本かは里子にだし ました。日々成長していくアボカドとお客様の声にはげまされ商いを続けてきましたが、この度私のページを作るにあたり、皆様に香嶽楼の成育をお知らせし、 見守っていただけるよう、このブログを『アボカド通信』と名づけました。

村山 美枝子
2006年

旅の思い出・おすそわけ

「旅のお土産」ってなんでしょう。

 

旅先での美味しかったものを、食べさせたいのはもちろんだけれど

それをいただきながら

どうだった?

こーだった

あーだった

の話を、ぺちゃくちゃするのが「旅のお土産」。

 

このたび頂いたのは

DSC_0222
めっちゃくちゃキッチュな“静岡名物・あべ川餅”

と、

ここに辿りつくまでの珍道中物語。

 

生まれて始めて、東京への一人旅、

しかも新宿にてのバス乗り換え。

せっかくの静岡での荒天気、

美味しかった麦とろ御飯、

生活圏を離れての、ワクワク・ドキドキも

楽しく、美味しく一緒に

 旅のおすそわけ、心温かくいただきました。

 

若いときの旅は、血となり肉となり、

時には、人生を左右することもあります。

たくさんの旅をして、しなやかな心を持てるよう期待して、

今日も「行ってらっしゃい」とお見送りです。

 

 

冬の悩み解消・の巻

今、はげしく後悔していることがある。

“使用前”の写真をとっておかなかったコト。

それは、

『かかと』。

 

これは解らない人にとっては、ぜーんぜん、なんだろうけれど

ワタシにとっては冬一番の悩みであった。

今どきしもやけになるほどの末端冷え性で

毎日温泉に入っているにもかかわらず

寒くなってくると、私のかかとは象の肌状態。

 

ヒビだらけのかかとはぱっくり割れ

ストッキングの破れはいうに及ばず

足袋を血で染めることもしばしば。

が、今年はちがーーーう!

最強の味方ゲット、それは

DSC_0216

『COCONfemmeカカトローション』

 

友人のページで見つけて、半信半疑でオーダー。

毎晩お風呂上りにすこしづつ塗っていたら

あーら、不思議、

うん十年まえのようなすべすべかかとの出来上がり。

 

使い始めた当初は、内心、

このサイズで3000円は高いかな?と思っていたけれど

使い始めて約一ヶ月半、ボトル半分になってこの効果、

なんといってもこのすべすべは

何を持っても代え難ーい、おんなのヨロコビ。

 

夜な夜な、一杯やりながら

にまにまと笑いながら、かかとを撫でている私を見て

怪訝そうな顔をしていたシャチョーも、一昨日ついにデビューで

今朝、起きぬけの一言、

「かかと、ぜんぜん違う」。

 

あぁ、是非お見せしたかった

“使用前”&“使用後”。

フロントでお声かけてくだされば、いつでもお見せしますよ、

いえ、

カカトじゃなくて、ココンファムローション!

 

ユキオロシ

『ユキオロシ』という言葉をご存知ですか?

冬に入るとき、雪を呼ぶ雷を、雪降ろし、と呼びます。

 

昨夜はその雪降ろしが鳴り響き、

時には真昼のようにあたりが照らし出され

どんなに降るのかと身構えていました。

 

今日は朝からどんより曇り、山は雲に隠れ

なかなか姿を見せませんでしたが

風のむきで、ちらりと姿をみせた一瞬、

ゲレンデまで真っ白。

DSC_0215

さあ、いよいよです。

ひと冬が、無事過ごせますように、

今日も元気に、丁寧に。

赤倉・初雪

冷たかった雨が、いつのまにか雪に変わった。

DSC_0211
本日、赤倉・初雪。

 

地面はまだ暖かいので積もることはないけれど

びっくりするくらいの勢いで空から降ってくる雪を

呆然とみていた朝。

 

予報では、明日も寒いといっている。

ゆっくり温泉で温まって、今夜は早く寝よう。

原了郭の黒七味

七味唐辛子が大好きです。

 

善光寺・八幡屋礒五郎

浅草・やげん掘

の前は、素通りできません。

「中辛で、山椒多めに」とお願いして

お姉さんが手早く混ぜていくのを、

いい香りを嗅ぎながら、見るのが醍醐味。

 

ここにはなかなか行けないけれど

いらっしゃる方がいると必ずオネダリするのが

DSC_0208
京都・祇園の「原了郭」の“黒七味”。

 

他の2店とは全く違い、濃い茶褐色のしっとりした一品。

蓋を開けると香ばしい、なんとも言えないいい香り。

「えっ」というくらいたっぷりふって、いただくうどんの美味しさよ。

今回は4本も頂いたので、この冬中楽しめます。

 

蕎麦屋で私を見かけたら

「ちょっとアレかして」と、言ってくだされば、

ごそごそとバックの中から出してあげましょう。

 

 

 

真っ赤な秋

文字通り、

DSC_0207
真っ赤な秋、

今日は楽しんでいます。

受験生の君へ

自分の時のこと、ちっとも思いだせない大学受験。

勉強していたのか、ほかの事を考えていたのか、

ともかくも机に向っていた気がする。

 

春は、あたらしい年度に心躍らせ

夏は、暑さと情熱に頬を火照らせ

秋は、過ごしやすくなった夜長を楽しみ

そして、冬、

きっと、日増しに大きくなる不安と戦っていることでしょう。

 

この毎日は、きっと実るから、

大丈夫、どきどきしてきたら思い出して、

小さい手で握った太い鉛筆、、

何冊ものノート、

明け方の静寂と、解けた問題集の書きこみ。

どんな未来を選んでも、

大丈夫、道は後ろについているから。

 

試験がすんだら、なにか、美味しいものを食べに行って

一緒に笑おうね、小さかった君が、いつのまにか大きくなって

私の背を追い抜いてしまったことを。

Souho

 

旅の友

妙高から東京に行くときは

長野新幹線を利用します。

カートを押したお姉さんが周ってくると

コーヒーをたのみながら、目はカートを注視。

お目当ては

これ

DSC_0165

新潟女将会の“チーム飲んべ”チーフの

五頭温泉郷は今板温泉・湯本館の女将さんに教えてもらって以来

新幹線に乗るたびに探していますが

時々しかないのがたまにきず。

 

見つけるとすかさずゲット、

日本酒はもちろん、焼酎、ビール、白ワイン、お供はなんでもござれ。

いそいそとカバンにしまい込み、にまにまと夜のお楽しみ。

 

唯一の難点は、ゲット時のお姉さんの不思議なまなこ。

「コーヒー、・・・・・、と、ほや!」

といった時の 「え?」 顔。

そうだよな~、と、思いつつも

「お姉さん、私も今食べるわけぢゃあないんだけどさ」と

心の中で言い訳するワタシ・デ・アール。

 

最後の饗宴

秋が深まり、赤や黄色に染まった葉が、風に飛ばされるようになりました。

苗名の滝の彩りも、今年最後の饗宴を迎えたように思います。

苗名滝11月5日③

これから寒くなります、

そう、

熱燗が美味しくなります。

ふふふ、

秋が終わり、冬のお楽しみが始まります♪

地酒と、つまみを取り揃えて、お待ち申し上げております。

秋の朝、想うことあり

雲ひとつない秋晴れの朝、

天心山荘、そして六角堂へ。

Tennsinn

 

 

足元の枯葉にみとれ、歩を止めたら

Leaves

 

石碑の文字に目が留まった。

Asia
「亜細亜はひとつなり」

 

岡倉天心先生の、その言葉が胸に迫る。

どうぞ、過ちがおきずにすむことを、心から願っています。

2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930