信州中野に行って来た。
高速道路で20分、インターで降りてから5分、
目指す先は、畑の真ん中に立つ、巨大なハウス。
妙高と違い、雪はないけれど切るように冷たい風に身をすくませて
走りこんだところは
お花畑。
いえいえ、よーく見てください、
花の合間に見え隠れするのは
いちご!
そう、ここは信州にあるいちご農家です。
ところどころに赤い実が見える畑の中で
作り手の丸山文子さんが、熱く語ってくれたのは
水栽培ではなくて、土に植えた土耕にこだわっていること、
苗の中も温水を通して、いちごを凍えないようにしていること、
そして、この小さい青い実が、大きく赤いいちごになるまで、約40日もかかること。
ゆっくり、じっくり熟すいちごは、糖度も高く、実もしっかりした極上品になるそうです。
形が悪いいちごのほうが、赤くなるのに時間を要するので
お味はとっても良くなる、というお話も、
なんだか自分と重なって、うんうん、と、頷くことしきり。
2万5千株のいちごが、赤く色付いたところを
見られるのは来月、
なんでここに行ったのか、というのは
またのお話しです。
シンユウ、ときいて思うつく漢字はどれですか?
親友
心友
信友
昨日やっと、2/3が
3/3になった。
暮らす地も、
仕事の分野も、家庭環境も、それぞれが違うけれど
そして顔をあわせるのは何年と言う歳月の中で数回だけど
会えばこぼれる笑顔と
数年の壁をぴゅーんと飛び越え
いとも簡単に始まるトモダチ会話。
ああ、
なんて素敵なタイムスリップ。
昨日到着したときよりも
うーーんと若い顔になっていますよ、K元・T橋・H口クン!
そう、
この頃のように。
撮影 高橋正一
帰りの車の中で聴くアビーロードは
いつでもできる時間旅行の切符となることでしょう。
古くからの友人のF久保家は
今年ひとつの巣立ちを控えています。
高校を卒業し、海外の大学にすすむ事をきめたSちゃん。
幼い頃、思春期の頃、そして花開くように綺麗になった今、
それぞれの彼女を支えてきたご両親とお兄さんと、
いつも冬のひと時を
ウチで過ごしてきてくれた。
想いは羽を生やし、どこまでも飛んでいきます。
どうか、どうか、
幸せに生きてほしい。
淋しさや辛さにくじけ、涙するときは
どうか、どうか、
暖かい想い出の羽根布団に包まれ眠りについてほしい。
五月、
旅立ちの朝、東京の空がきれいに晴れわたることを
そして降り立った空港が、優しい香りで迎えてくれることを
心から願ってやまないわたしたちです。
Bon Voyage Sei!