新潟 妙高高原 赤倉温泉 源泉掛け流し 香嶽楼

若女将のアボカド通信

アボカド通信

天使の笑顔

今季最年少ゲストは、テキサスがらのシャイレルちゃん、1歳。

この子のご機嫌のよさは天下一品。

4泊の間、ぐずったり、泣いたりした声を一切きく事がありませんでした。

 

ウチのスタッフを見てはニコニコ、

絵本を見てはニコニコ、

パンケーキを頬張ってはニコニコ、

ついたあだ名は、もちろん「ニコニコちゃん」。

 

来年来るときは歩いているからね、の言葉とともに

元気に東京でのステイに出かけました。

帰りの旅もご機嫌よく過ごせますように、と

皆で願ってのお見送りでした。

 

 

 

爽やかさにパワーをもらって

今季二度目のYさんから、電話があった、

「御土産リクエストは?」。

いえいえいえいえいえ

なーんにも言ってないよ、

romi-unieの

レモンクッキーが好き♪

としか。

 

で、

こーーーーんなに!

いつもアソートの中に入っている、たった一枚を、

大事にちびちび齧っていたの、

でも、今回は、心置きなくガシッと、真ん中からいきます。

 

レモンの甘酸っぱい爽やかさが、身体中にいきわたるこの感じで

たっくさんのパワーをいただきました。

 

ぴっかぴかの日曜日、

みなさま、

今日も元気に、丁寧に。

 

 

 

春はあけぼの

京都のDさまは、いつもこの時季、

美味しいお菓子とともにやって来て

まだ、雪におおわれている赤倉で

冬に倦んでる私たちに、

春を最初に届けてくださる。

 

今年、いただいたお菓子は

笹屋伊織の、

「さくら」。

 

あっさりとした餡に、さくらが香り

すっかりと心は、春。

久しぶりにお茶道具を出して、

お抹茶をいただく気分にさせて頂きました。

 

今日も元気に、丁寧に。

 

 

 

 

雪の神様

もし、妙高山に雪の神様がいるとしたら

今年はごきげんがいいに違いない。

大雪のあとは、必ず晴れ。

ふっかふかの雪に、この天気。

明日からの予報はまた雪だけど、

きっとまた、雪風に耐えたご褒美に

ぴっかぴかの一日をくださるだろう。

 

毎日、感謝することが多いのは

とっても幸せなことだと

青空を見上げて、思うの・デ・アール。

 

さよなら三角また来て四角

夕方、町を歩くと、まるで外国にいるようだ、というくらい

今季の赤倉には海外からのお客様がたくさんいらして下さいました。

 

多い時は日本人は2割しかいない、なんてこともあり、

ウチのスタッフも、英語にどきどきしながらも、

身振り手振りでコミニュケーションを図る姿を目にすることもしばしば。

 

いまでは見なれた、そんな光景も、外国人が珍しかった10数年前、

ひとりの男性からかかってきた予約の電話。

20名様くらいのグループだとのことで

夜中のご到着を迎えてみれば、日本在住のガイジンサマご一行でした。

当時も(今も)英語をしゃべれるのはワタシだけなので

彼らが何かを言うたびに、全館放送で呼び出される始末。

あたふたしながらも無事ご滞在いただき、トモダチノトモダチからの予約もあり

その後もずーーっとお付き合いは続いています。

 

しかしながら、転勤といえば海外をさす彼らですから、

あいつはあそこ、こいつは今度はあそこ、と

あちらこちらに散らばりながらも

SNSで、絶やさず連絡をくれます。

 

今回来てくれたMさんも、そんな一人。

男友達とくる彼の横に、かわいらしい女の子が混じってきて

そのうち2人でくるようになり、結婚、そして急に決まった転勤先はテキサス。

 

一年に一度はここに帰ってくるよ、と、笑顔で出発。

出会いと別れは縄目のようで、

昔ほど“今生の別れ”ではなくなったけれど

見送ったあとは、ほろりとします。

 

世界は狭くなったけれど、やっぱり遠いよね。

でも、いつもいつも心の中にある『香嶽楼』でありたいと

Mの大きく振っていた手を見て思ったのでした。

 

Have a nice trip back to Texas,Matt.

I am looking foward to see you again!

 

気持ちは春♪いちご狩り♪♪

外は雪。

ひとつぶひとつぶが大きくて、ひらひらと舞う

そう、もう、春の雪。

 

2月もここまでくると、もう気持ちは春。

だって、今年は“いちご狩り”するんだもーーーん♪

いちご狩りプラン

 

中旬の雪でどうなることかと心配したけれど、

ワタシのいちご達はいたって元気。

先日行ったときはまだ青かったいちごたちが

こんなに真っ赤。

ふみこさんがてくてくと歩きながら

手早に採ってくれたいちごの

甘いこと、美味しいこと。

 

室内の温度は30度、

 

甘い香りに包まれて

至極の時間です。

さあ、

そろそろ、春の洋服をそろえて

お出かけモードになりましょう!

 

長靴の国から

今回5泊なさったTortnelaさんは

チャーミングな奥様と、

ちょっとコワモテだけど、シャイな旦那様。

 

お帰りのときに手渡してくださったのが

「KOTHON」というラベルの、きれいなボトルの

なんと、オリーブオイル!

 

奥様のご兄弟がつくってらっしゃるというそれは

ひとつひとつ手摘みして、大切に搾り、

ボトルのデザインもご自身でなさったそうです。

お皿にいれると、とろーりとして

ピリッとスパイシーな香りが口中に広がり

「果実を搾った」という感じの逸品です。

 

こんな家族への愛がつまっているお土産って

本当に素敵。

 

さあ、今夜は美味しいワインをあけて

Tortonella familyに乾杯しよう。

 

 

素人・玄人

私は、なにがなんでも手作り、とは思っていません。

 

素人が下手に作るよりも、プロが作った物を頂く方が、

何倍も簡単で、美味しいことが沢山あるから。

でも、蕎麦打ちは素人の板前が

美味しい蕎麦粉を手に入れて、自分で掘った自然薯をあわせ

額に汗かいてうった蕎麦は

茹でる前、口に含むとほんのり甘く、

香り高い、それはそれは極上の蕎麦でした。

 

素人でも、旨い蕎麦が出来た♪

ご馳走様でした。

 

 

 

 

 

 

夢をかなえる

ウチの娘の中学卒業は48人の仲間と一緒でした。

小さな町の、小さな保育園、

赤いとんがり帽子の小学校、

2つの小学校がひとつになって、やっと2クラス出来た中学校をでて、

高校はみんな離れたけれど、

クラスメートと言うには近すぎて、

幼馴染というより、ほんとうに「仲間」というのがしっくりする

そんな48人が、みんなで夢見たのは

一人の男の子のオリンピック出場でした。

仲間から、レルと呼ばれる子が、

たくさんの大会を経て、一歩一歩夢に近づいていくのを

みんなで見つめ、励まし続けた14年間。

 

そして、ソチに向けて旅立ってからは

散らばった仲間をSNSで集め、

プレッシャーにならないように気を使いながらもメッセージを送り

夜中に一人一人がテレビの前で、心の底から応援していたと思います。

大変な時代に生きていて、夢を見られない世代と呼ばれる子達の

全員でみた夢が叶ったことに、

レルの銅メダルと同じメダルを、みんなにあげたい。

 

夢は叶う、と、いうことを、

どうぞ、信じて生きてください、

わたしも、あなたも。

 

 

ハッピーおじさん

今日で滞在5日目のバグドッグさまは

朝から晩まで、いつもニコニコ。

明るい笑顔と、楽しそうな様子で

館内を明るくしてくれています。

いつのまにか付いたあだ名が「ハッピーおじさん」。

笑うことって、本当に素敵、

周りの人たちもつられて笑顔になります。

 

今日はガイドのアキさんと、バックカントリーのツアーにお出かけです、

良い日になりますように、

大きな笑顔でのお帰りを待っています。

 

 

 

 

 

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