新潟 妙高高原 赤倉温泉 源泉掛け流し 香嶽楼

若女将のアボカド通信

アボカド通信

新野屋のくろ羊かん

ご近所のプチホテル無門さんは

柏崎の新野屋のご出身。

 

こちらの名物、色々あれど、

ウチのお気に入りは、何といってもくろ羊かん。

ご主人からいただくと、飛び上がるほど嬉しい♪

 

悪代官が美人女中の衣をはがすのは

こんな感じであろうかと

ニマニマしながら薄紙を開ければ

濡れ濡れとした羊かんが姿を現し、

なんとも言えない香ばしいかおりが立ち上がる。

 

息をひそめ、包丁を入れると

吸いつくように絡む生地。

心の中で

ああぁ~、と声が漏れる。

 

沖縄の黒砂糖と、カカオを使っているというこの羊かんは

束の間私を、青い海と、白い砂浜へ連れてってくれるのデ・アール。

 

 

 

 

 

 

イカ墨うどんは春、食べる

冬が終わると、みんな、わらわらと夜の赤倉に繰り出す。

行く先は「うどんの歩」。

食すは「イカ墨うどん」。

冬の間は各宿のお客様でごった返し、

あ、どもども、

なんて挨拶も煩わしいもんだし、

にっこり笑ったはずの口元は

歯も唇もまあぁーっ黒。

なんてことを避けるため、通う奥様、お嬢様方の

何と多いことでしょう。

 

見た目と裏腹に、あっさりとして

出汁がきいたおつゆは、最後の一滴までいただけます。

 

今夜もMりちゃんに誘われ、

紙エプロンをいそいそ首に巻くワタシ・デ・アール。

 

 

 

 

 

初夏の野尻湖 DE ハンバーガー

まえからずぅぅーーっと気になっていたお店に

行ってまいりました、晴れた日曜日。

 

野尻湖LAMPさん。

 

お目当ては、すべて自家製、オリジナルハンバーガー。

 

お天気も良かったので、店内は盛況。

木を基調にしたウッディで、暖かい空気、

サイクリングやサップを楽しむ方が多いようにお見受けしました。

 

私はハンバーガー、シャチョーは照り焼きバーガー、

スープとフレンチフライ付きで、しめて2000円。

お水とスープはセルフで♪ということで

キャベツのカレー風味スープを頂いていると、

あまり待たされることもなく、運ばれてきたのは

少々色黒のパリッとしたバンズに、

どっしりとしたお肉感満載で

食べ応えのあるアメリカンなバーガー。

 

お皿が取り違えられてて、

ワタシが照り焼きバーガーをいただいたのはご愛敬。

 

これから風が気持ちのいい初夏を迎え、

テラス席もあるこちら、ドライブがてら、いかがですか。

 

ミルクアイスキャンディ

ウチの若手スタッフ・なおみちクンは

上越市・稲田の出身です。

 

ねえねえ、

稲田ってさ、有名なタイ焼きや、なかったっけ!?

「夏はタイ焼きじゃなくって、アイスキャンディが有名なんですよ」。

 

で、

行ってきた。

井上冷菓

 

アイスキャンディは全部で3種、

あずき・ミルク・チョコレート。

で、このお値段!

 

まだまだ深いぞ、城下町高田。

ペロペロと、アイスキャンディ舐めながら

雁木を渡る涼しい風を受け、

関川の川面を見やるワタシ・デ・アール。

 

 

新潟女将の会総会@越乃Shu✿Kura

6月8日、

すーーっと楽しみにしていた

新潟女将の会の総会。

だって、

乗れるんだもーーん、

越乃Shu✿Kura

 

新潟駅から湯沢まで走る、特別列車

しかも貸し切り(!)、

楽しまなくてなんとしょう。

 

新潟では駅員さんたちの

熱烈大歓迎。

垂れ幕付き、

おつまみ&ウェルカムドリンク付き、

ジャズ演奏付き、

利き酒付き、

 

列車の中でのことは、あえて申し上げません。

新潟県下の女将さんたちは、折り紙付きの酒豪揃い、

いやはや、楽しかったのなんのって。

 

ヘロヘロなはずなのに、しゃんとして

解散の新潟駅から、街のほうへ散っていった女将さんたち。

おあとはご想像に任せして、

妙高組は最終列車で無事帰還、とだけご報告しておきましょう。

 

あー、楽しかった!

 

少々肌寒い週末、

今日も元気に、ていねいに。

 

 

 

 

 

緑が目に染み入る

キラキラと、光る緑に揺り起こされて

朝の冷たい澄んだ空気で肺を満たす。

この幸せを、あなたに届けたくて

PC開くのももどかしく言葉を紡ぐ。

 

おはようございます。

今日も元気に、ていねいに。

 

 

 

 

 

アカシアの雨

ウチのシャチョーの永遠のアイドルは、西田佐知子です。

と、いうことを、この季節になると思い出す。

 

そう、

アカシアの雨が降るから。

アカシアは、可憐な白い花の房、

満開を迎えると、木々がしなるくらい、それは見事に咲く。

 

そして、その盛りを迎えると

ほろりほろり、と風に舞い始め、

いつしか花はまるで雨のように降りそそぎ、

地面を真っ白に覆いつくすのです。

 

青空の中、降るアカシアの雨は、哀しく、美しく

いつまでもその下に佇んでいたくなるけれど

夜はまた、幻想的な儚さで、夢を見ているよう。

 

中郷近辺のアカシアの森では今が盛り、

赤倉もやっと咲き始めました。

 

甘い香りの雨に、うたれにいらっしゃいませんか?

 

 

 

 

春は黄色

ウチの玄関は、雪消えと同時に

黄色い花が次々と咲く。

キンリュウカ、クロッカス、ゴールドコイン、福寿草。

 

大洞原の菜の花もまた、

妙高に春を知らせる、黄色。

 

妙高の本格的な春はこれから。

晴天の日曜日、

甘い菜の花畑の香りを

胸いっぱい吸い込みにいらっしゃいませんか。

 

 

 

妙高山からの雪解け水

妙高の田んぼが動き出しました。

山からの雪解け水をたたえた田んぼの、清らかさ。

しばし、足を止めて見とれてしまします。

 

冬の雪が解け、山を下り、田を満たす、

それだけのことが、美味しい米を作る。

豪雪を嘆き、戦うように生きる越後の冬。

それをこんなに見事に、生きる力に変えてしまう

自然の懐の深さを想う。

 

日本は、美しい。

 

 

甘い道

国道18号線から、赤倉に上ってくる道は何本かあるけれど

この季節にいらっしゃるなら、是非とも通っていただきたいのが、

上越方面から妙高大橋を渡って、一つ目の信号を右折する

通称〝美大線”。

 

なぜかって、

そこは、この季節、藤の花の咲き乱れる、

それはそれは美しい、そして甘い道。

 

車の窓を開けてください、

できたら、車を降りてください。

 

あたり一面に香るのは

優しく甘い、藤の花。

ひと房が、優に30cmは超える藤が

道の両側に続きます。

ゆっくりと歩きながら、この季節限定の、

甘い香りをお楽しみください。

 

 

 

 

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