新潟 妙高高原 赤倉温泉 源泉掛け流し 香嶽楼

若女将のアボカド通信

アボカド通信

『おいしい朝ごはん』

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本当に美味しいコシヒカリを、食べことがありますか?


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その土地で収穫したコシヒカリを

その土地の水で炊く。

そして、その土地に伝わるおかずで食す。

“にいがた朝ごはんプロジェクト”

 

Gohan
香嶽楼の朝ごはんは

いきいきファームのお米で始まります。

 

春の季節、おともは

ふき味噌

Fukimiso

 

上越名物、きくらげ入りのかまぼこ

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大粒の、妙高天心納豆

Tensin

珍味 かんずり酒盗

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お食事後は、

ゆったりとロビーでお過ごしくださるも良し、

もう一度、温泉をお楽しみになるのも良し、

今日の1日が、素敵な日になりますように。

 

 

 

 

 

山賊の季節

先週末あたりから、日中、板前たちがほとんどいない。

 

そう、

山賊の季節の始まり。

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今日はこの山、明日はあの山、

知り尽くした山里を駆けめぐる。

 

熊に気をつけてよ!

と、毎年同じ言葉で送り出す。

 

山は、春。

一年中で、一番好きな季節が始まった。

 

 

温泉まんじゅうspecial

毎日出来たての温泉まんじゅうを、

50ccバイクで、軽やかに届けに来るのは

万寿堂の、通称“まんじゅう王子”。

 

「はい、みえこさんの。」とポッケから取り出すのは

my special ♪

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ホカホカ湯気を立てているお饅頭で、朝チャ。

 

目下のお気に入りは、スエーデンのセーデルブレンドという

華やかなお茶との組み合わせ。

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お客様が「僕が扱っているお茶だよ」とくださってからのお付き合い。

なんでも、ノーベル賞の晩餐会に供されるお茶らしい。

 

今日も元気だ、アンコが上手い。

腰に手を当て、ガッツポーズで

妙高山にパワーをいただくワタシで、アール。

リラ

花への思い入れは、あまりないほうだと思う。

 

どちらかというと、葉の造詣を好み、

何かのモチーフにも、季節の楽しげな葉を使うが

ただひとつ、リラの花へは特別な思いがある。

 

松本でフレンチレストランを営む大叔父が

心から愛した花である。

 

ワイン・フランス料理・絵画・音楽、この世で彼が美しいと認めたものを

こよなく慈しみ、その楽しみや味わいをわたしに教えてくれた。

赤倉もそのお気に入りのひとつで、

「リラの花を植えなよ」

と、来るつど庭を眺めては言っていた。

 

気候や積雪で育てるのはむつかしい、と、言われたとおり

何度も折れ、痛めつけられた枝から、11もの蕾の房がついた。

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ライラック、と呼ばずに“リラの花”と呼んでいた彼の

照れくさそうな笑顔が、花と一緒に風に揺れた。

 

揺れる

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3

うちの庭の木々と、

『水』

愛した人がいた。

ふとした瞬間に、想う、

この気持ちは、たぶん、生涯つづき、

気が緩むと、景色がぼやける。

 

水面と、気持ちが、揺れる朝、

大きく息をする。

 

今日も、元気に、丁寧に。

生命の力

もう、育てられんし、切ることにした。

あんたんとこの暖炉の薪に、してくれんかの。

と、

長野の自宅の庭で、りんごを育てていた

86歳の友人から電話があった。

 

もうすでに切り倒してあった木からは

緑の芽が出始めていた。

幹を池に入れてから4日目、

白い、可憐な花が咲いた。

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ごめんね、

でも、じいちゃん、自分でがんばって切ったんだよ。

暖かい炎にしてあげるからね、と、

切り口をさわったら、陽に照らされたそこは

私の手と同じくらい、暖かかった。

 

芽吹き

天気予報がはずれて、よい場合もある。

 

本日こどもの日、晴天。

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やっと、玄関先の木々に訪れた芽吹きは

これから、いっせいに春がやってくる前触れです。

GW終盤、風薫る五月の赤倉を、是非お訪ね下さい。

妙高の花

いま、妙高は花盛り。

いもり池の水芭蕉、山桜、キンレンカ、

蕗の塔やつくしまで、春の花が出揃って

それは見事な山の春。

で、

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またも、地元のお菓子ややまきんさんに無理をお願いして

『妙高の花』春バージョンを作っていただきました。

 

紫陽花の頃と違うのは、7つの彩り。

今回のものは華やかなオレンジ風味が仲間入り。

どうぞ、お土産におひとつ、

ドライブのお供におひとつ、

いかがでしょうか?

 

あ、

あんまり数がたくさん出来ないので、

なくなり次第終了です、お急ぎ下さい!

干し柿

ニッポンのドライフルーツ・干し柿。

大鹿村のおばちゃんたちは、冬の前の一仕事として

膨大な数の柿を剥き、そして、干す。

 

冷たい風に晒され、傾く西日に照らされ、

日に日に甘みをまし、白い粉をふき、出来上がったものは

自然の甘みとは思えぬくらい、まるで、蜜のよう。

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「ほら、これで今年は最後だよ」と、手のひらに乗せられたそれは

おばちゃんたちの、しわだらけだけど、ぽったりとした手と

同じ日なたの香りがした。

 

 

春の妖精

見渡す限りの雪原。

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いいえ、

ちゃーんと、春の妖精が訪れています。

 

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ほら、

こんなにたくさんの仲間をつれて。

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いもり池は、水芭蕉の見ごろを迎えました。

まだ、風は少し冷たいので、ショールなどをお持ちいただき、

是非、ゆっくりと池の周りをお散歩してください。

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あなたの心が軽くなって、いろんな思いが空へとんで行きますように。

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