9月に入り、暑さをはらんだ風に冷たい一陣が紛れ込んでくるこの頃、
大桐原のトマトが、旬を迎える。
車で5分、国道から登ったところに
高橋さんのトマト畑がある。
お昼近く、
もう畑に、赤いトマトは一つもなく
たわわに実ったみどりのトマトは明日の予備軍。
売切れたら大変と、急ぐ先は
光が眩しい、高橋さんちの倉庫。
「揃っているのはおわっちゃったよ」
「いいの、自宅用だから不揃いで」と
いいながら、私の場合は奥で勝手に箱詰め。
今日も元気だ、トマトが美味い、
医者いらずの赤トマト、
と、
腰に手を当て、わけの解らないことを叫ぶワタシ・デ・アール。
夏になり、ウチの前の池は飽和状態。
いつもはきれいな花を咲かせる睡蓮が
今年は葉っぱばかり大きくなって、
肝心の花は小さいのが数えるほど。
内心、金魚たちにも悪いなぁ~、と思っていたところ
昨夜は凄まじい雷雨。
池の水もあふれんばかりの勢いで、
ああ、涼しくなったと喜んでいたら
朝、出勤してきたみーちゃんが
「門の側溝に、金魚が泳いでいましたけど~」
えっ・・・・・・
すっ飛んでいったところ、確かにいました、
ウチのはんこが押してある(←ウソ)赤い金魚。
無事保護してご帰還ですが
思い過ごしか、若干ふくれっつらをしているようで、
お気に召さない環境に、抗議申し立ての脱走か。
睡蓮の葉を間引く算段を、すべきか、せざるか
じっと水面をみつめるワタシ・で・アール。
先日何年かぶりに大阪の“なお”が来た。
スノーボードやりたさに、一冬ウチでこもっていた浪花っ子。
「お久しぶりです~う」と、昔と全く変わらぬ笑顔でやって来て
あっという間に帰っていった。
今日、母上から届いた箱を開けてみれば
ウチの祖父が好んだ名店、鶴屋八幡の
しっとりとしたうす皮は、優しい卵の風味、
さすがの餡子は、あっさりしていながら、口の中に余韻が残る美味しさ。
夏はあんこをあまり頂く機会はないけれど、
邪道ながら、冷たい抹茶をお供に、いくつでも頂けてしまうお菓子でした。
美味しいお菓子と、母の愛、
おなかタップリいただきました。
「ただいま」と帰ってくる子達の幸せを
あんこ頬張りながら、願う山のハハ・で・アール。