新潟 妙高高原 赤倉温泉 源泉掛け流し 香嶽楼

若女将のアボカド通信

暖炉の修理

40年以上、真夏の頃の一週間を除いて

毎日かかすことなく焚いてきた暖炉が

ファサードの部分欠落、耐熱煉瓦の破損等、

とうとう限界になりまして

修理をいたすことになりました。

灰がすべて取り除かれ、剥き身になった暖炉の

あまりの姿に、皆絶句。

よくぞ、ここまで働いてくれた。

 

職人さんの手で、

丁寧に補修。

昔のレンガだから、今のものとはサイズが合わず

随分手間暇をかけられて、ひとつひとつ重ねこんでいきます。

 

1週間の治療を終えて

無事、修復終了。

 

前面の煤汚れが気になるなぁ、とぼやいたら、

「これが暖炉の味です」と職人さん。

そうね、これが暖炉の年輪ね、と、そのままに。

 

冬将軍を待ちわびる今日この頃、

暖炉の薪は、暖かく燃えています。

 

 

 

2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930