信州中野に行って来た。
高速道路で20分、インターで降りてから5分、
目指す先は、畑の真ん中に立つ、巨大なハウス。
妙高と違い、雪はないけれど切るように冷たい風に身をすくませて
走りこんだところは
お花畑。
いえいえ、よーく見てください、
花の合間に見え隠れするのは
いちご!
そう、ここは信州にあるいちご農家です。
ところどころに赤い実が見える畑の中で
作り手の丸山文子さんが、熱く語ってくれたのは
水栽培ではなくて、土に植えた土耕にこだわっていること、
苗の中も温水を通して、いちごを凍えないようにしていること、
そして、この小さい青い実が、大きく赤いいちごになるまで、約40日もかかること。
ゆっくり、じっくり熟すいちごは、糖度も高く、実もしっかりした極上品になるそうです。
形が悪いいちごのほうが、赤くなるのに時間を要するので
お味はとっても良くなる、というお話も、
なんだか自分と重なって、うんうん、と、頷くことしきり。
2万5千株のいちごが、赤く色付いたところを
見られるのは来月、
なんでここに行ったのか、というのは
またのお話しです。