朝の風が心地よくて、
うらうらと外を眺めている。
さわさわと揺れるのは、蒲の穂。
皮をはがれた白兎が、
くすんくすんと泣いていたのを
大国主命が救ったお話の中には
美しいお姫様の嫁とり話が絡んでいて、
古代の神々の恋心に、人を思う優しさや
まっすぐ、正直に生きる力が込められている。
決して毎日、楽しいことばかりじゃあないけれど、
うつむかないで、歩みを止めないで。
今日も元気に、丁寧に。