遠く奈良の信貴山は朝護孫子寺から
寅まんじゅうがやってきた。
縁起ももちろんよろしいけれど
持ってきてくれたS木クンから聞いた、このお店の跡継ぎ話が
妙に心に残って、しみじみといたしました。
お店を次の世代に残すって、やっぱり大変よね。
大きくても、小さくても、大切に思ってくれるお客様がいて、
残したい味や、佇まいがあって、それぞれの想いがあって。
なんてことを思いながら、頬張る寅まんじゅうは
コワモテの寅の顔とは相まみえず、
優しいこしあんと、ふんわりしたカステラ生地の
どこか懐かしいお味のするおまんじゅうでした。
寅年の今年、皆様によいことがありますように
心から願うワタシ・デ・アール。