新潟 妙高高原 赤倉温泉 源泉掛け流し 香嶽楼

若女将のアボカド通信

アーカイブ:2020年10月

Team大鹿 雪囲い

雲の切れ間に見える山々が

真っ白に雪化粧した本日。

 

香嶽楼、毎年恒例、

Team大鹿の雪囲い作業です。

この囲いがうまくできるか否かで

春の芽吹きが全く違うものになってしまうのです。

 

寒い日に、熱い魂でウチの庭木を守ってくれる

平均年齢75歳の職人さんたちに

感謝の拍手を送るワタシ・デ・アール。

 

ちなみに、この雪囲いがあるから

冬のイルミネーションが飾れるのです。

冬期にいらっしゃる皆様方、

是非この雪囲いにもご注目くださいませ。

 

No Bike No life

天辺が白くなった朝、

 

ウチの前に並んだバイク。

 

チームBIM、秋の合宿です。

 

2日間、みっちりと組まれたスケジュールは、

早朝から夕方まで、山を越えての遠出です。

 

準備怠りなく、

 

緊張と期待でいっぱいの心と身体。

 

 

さあ、出発。

 

行ってらっしゃーーい!!

素敵な一日になりますように♬

秋の大収穫

何やら真剣な面持ちで

シャチョーがウロウロしている足元には

 

自生のヤブタケが!

 

知る人ぞ知る、美味し―ーい茸で、

これで作るきのこ汁は絶品です。

 

ちょっとウチの周りを採るだけで

こんなに大収穫♪

 

秋の妙高は、山の恵みが満載です。

 

 

 

初冠雪

朝、みんながサムイサムイと騒ぐのを

なぁーに言ってるのぉ、と鼻で笑っていたら

雲の切れ間に見える、白いものは・・・・

 

はい、

めでたく初冠雪♪

 

2階から見える黒姫山は

傘をかぶっていないから

明日はよいお天気になるでしょう。

季節は移り、すっかり晩秋の妙高です。

 

冬の雪道で来られなくなる方々は

今がいらっしゃり時ですよーー。

 

 

 

 

紫陽花リース・2020

今年で11年目(!)になる紫陽花リースのワークショップ。

おかげ様で今回は、100名を超える皆様に いらして頂きました。

 

赤倉の紅葉する紫陽花で作るリースは

見る者の心を洗う、清らかで、強い力を持つ。

 

講師の二名先生が締め上げるリースには

 

先生の優しさ・慈しみ、癒し、

そして、無償の愛が詰まっている。

 

見つめていると、涙があふれてくるリースなんて

この世にひとつしか無い。

 

毎年10月2週目を目安に行っております。

是非一度、ご自身のリースを作りにいらして下さい。

 

刈り取り

秋の収穫♪

5月15日の田植えから、

大切に育ててきた、当館のコシヒカリ、

本日無事、刈り取り収穫いたしました。

 

今年のお米は、美味しい!です!!

O森さんが、真心こめて作っているお米、お分けしております。

是非ご自宅でも、甘く美味しいご飯をお召し上がりくださいませ。。

早い者勝ちだよっ!

 

 

 

秋の雨は優しく

しとしとと、雨が降り

玄関先の蔦が秋色に変わり出した。

秋の始まりの雨は、優しい。

 

栗の木の下、

不規則に、傘にあたる雫の音も

犬にかける声も、優しい雨の音に包まれて。

 

 

林檎が笑った

昨年10月、日本中に甚大な被害をもたらした台風19号。

浸水した新幹線車両の映像は、いまだ記憶に新しく

あのとき、全国に大きなショックを与えたのではないだろうか。

 

当館が懇意にしているりんご農家は、あの真っただ中にいた。

電話もつながらず、向かっても途中で通行止めになっており

無事を確かめられたのは、一週間も経ってからだった。

子供たちが小さい時に登っていたりんご畑は泥にまみれ

大きな冷蔵庫が入っていた倉庫は、跡形もなかった。

 

自宅に伺うと、天井まで水の跡があった。

言葉もなく、あふれる涙をぬぐうこともできず

おばあちゃんの震える身体を、抱きしめるしかなかった。

 

あれから、一年、所用で訪れていた松本で

成田園、と表示された着信に、飛びつくように出た。

「紅玉ができました」と、いつもと変わらない明るい声に

行きます、今行きます、と答え

その足で、シャチョーと二人、暮れゆく高速を

どんな光景が待っているのか、

誰がお店に出ているのか、

不安を押し隠しながら走った。

 

国道に、変わらぬ成田園の看板が見えた。

車を降り、笑顔いっぱいのおばあちゃんに連れられて行った畑で

夕暮れの中、

林檎が笑ってた。

 

色んな事が起こり、心も身体も傷つくこともあるだろう。

それでも、こうして月日が林檎を育ててくれるように

私たちを癒してくれる”時の魔法”を、信じたい。

今日も、明日も、時は刻み続けていくから。

 

花生、7歳、

成田園にて。

 

 

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