皆さまは覚えておられるであろうか、
あの年、一度は卵を産んでくれたモリアオガエルのMorryだが
その後シャチョー以下従業員全員で、毎夏帰還を待つも
一向に気配はないまま、5年の歳月が過ぎてしまった。
で、
シャチョーは考えた、
「来てくれないのなら、誘拐してくればいいのだ」。
目星はつけてある、下見も済ませた、
日程を決め、あとは実行あるのみ。
向かった先は、O野ちゃん家の前の池。
いるいる、たくさんのモリアオガエルのオタマジャクシたち。
さて、まずは持参のタンクに水を入れ、心を鎮める。
たもを構え、
一気に行く。
一度に10数匹ゲット。
2度、3度と繰り返し、
もういい加減にしなさい、と怒られ帰途につく。
はやる心と裏腹に、年老いた手には余る重さに顔がしかむ。
で、無事、放流。
しかしながらこの子達、環境の違いに耐えて、
無事、生き延びてくれるのであろうか・・・
この時シャチョーの頭をよぎったのは
あそこで見た、
あれ。
だって、ほら、
念には念を入れないと。
またも誘拐犯は再度のミッションを果たしに出かけ、
ゲーーーット!
フロントから持って出た紐で、しっかり固定。
さてさて、
神様のみぞ知る。
雨が降る週末、妙高から中継でした。