大学生の時、おずおずとメールを送ってきて
ひと冬フロアーで働いてくれた子が
次の年には手下を連れてやってきて
本人が来なくても、手下どもが厨房でお皿を洗っていた時から
もう何年たったのだろうか。
命がつながれていく、
縁がつながれていく、
心がつながれていく。
いつもいつも、山を思い出せば
そこには香嶽楼があって
あなたたちの幸せを願っている私たちがいるから
安心して、歩んで行ってほしい、
未来へ。