ご近所のプチホテル無門さんは
柏崎の新野屋のご出身。
こちらの名物、色々あれど、
ウチのお気に入りは、何といってもくろ羊かん。
ご主人からいただくと、飛び上がるほど嬉しい♪
悪代官が美人女中の衣をはがすのは
こんな感じであろうかと
ニマニマしながら薄紙を開ければ
濡れ濡れとした羊かんが姿を現し、
なんとも言えない香ばしいかおりが立ち上がる。
息をひそめ、包丁を入れると
吸いつくように絡む生地。
心の中で
ああぁ~、と声が漏れる。
沖縄の黒砂糖と、カカオを使っているというこの羊かんは
束の間私を、青い海と、白い砂浜へ連れてってくれるのデ・アール。