世の中、あんみつ屋は数あれど、
私にとって
あんみつ = みはし
が、
きたーーーーー!!!
パリから帰ってきてから東京の下町に住むH岸嬢、
みはしの前を通りかかると、私の顔がうかぶのでしょう、
いそいそと買っているが目に浮かび、
ひとりほくそ笑むワタシを、知っているのか、いないのか。
ご存じみはしは、上野のお山のほど近く、
大きな通りに面した、小さなお店。
餡子がうまいのはあ、当たり前、
さっぱりめの蜜も、非常に好み、
でも、何といっても、ここのは寒天が好き。
何とも言えない食感に、つい頬は緩みます。
西高東低の今日のような日は、
東京は真っ青な晴れ空でしょう。
お江戸のぴぃ~んと冷たい空気を思いながら
一人いただくみはしのあんみつ、
これを極楽と呼ばず、なんとしょう。