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若女将のアボカド通信

アーカイブ:2015年11月19日

暖炉の修理

40年以上、真夏の頃の一週間を除いて

毎日かかすことなく焚いてきた暖炉が

ファサードの部分欠落、耐熱煉瓦の破損等、

とうとう限界になりまして

修理をいたすことになりました。

灰がすべて取り除かれ、剥き身になった暖炉の

あまりの姿に、皆絶句。

よくぞ、ここまで働いてくれた。

 

職人さんの手で、

丁寧に補修。

昔のレンガだから、今のものとはサイズが合わず

随分手間暇をかけられて、ひとつひとつ重ねこんでいきます。

 

1週間の治療を終えて

無事、修復終了。

 

前面の煤汚れが気になるなぁ、とぼやいたら、

「これが暖炉の味です」と職人さん。

そうね、これが暖炉の年輪ね、と、そのままに。

 

冬将軍を待ちわびる今日この頃、

暖炉の薪は、暖かく燃えています。

 

 

 

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