朝、Kよちゃんが、やってきた。
いつものように、腕一杯の花と、
白い箱抱えて、やってきた。
どれどれ、なにを持ってきたのかな、と
覗く先から、甘い、いーい香り。
うっわーーーー、
おばけいちごだぁ!
大味だからね、と言われたけれど、
いえいえ、砂地で取れた苺は、ものすごくジューシーで
温かい、お日さまの匂いがした。
毎日お天気が続くと、山の木々に元気が出ません。
そろそろお湿りがほしい頃ですが
Kよちゃんちの苺が終わってからでも良いな、と
苺を頬ばり、空を見上げて一人ごと。
今日も元気に丁寧に。