山は遅い春を迎え、今までの遅れを取り戻すかのように
山桜、木藤(キフジ)が咲き始めた後、駆け足でヤマブキ、
そして、こぶし、
アマドコロ、と続く。
林檎の花は可憐に花開き、
昨日何も無かったところが、今日は満開の花が咲き乱れる、という毎日です。
水芭蕉、藪椿、
ホウの花が咲き出したと思ったら、ネズミ桜は散りだすし、
めまぐるしく変わる山の表情に
驚きつつも、この高揚感。
今朝は、藤が艶やかに咲き始めました。
コデマリ、ライラック、雪柳は盛りを迎え、
いっせいに山の息吹が周りを包み込み、
じっとしてはいられない、そんな朝。
これが
生命、です。
大きな声で「ありがとうっ」と叫ぶ朝、
今日も元気に、丁寧に。