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若女将のアボカド通信

アーカイブ:2014年11月8日

手をかけて

夏の頃から、丸々とした生姜を見ると買い求め

いろんな方法で試してみたけれど

ここに会心の作、登場です。

そう、

大好物の紅しょうが。

 

お手軽なレシピもあったけれど

やっぱり、手と、時間をかけて

丁寧に作ったものは、生業が違います。

 

しゃっき、とした辛味の底に

梅と生姜の旨みが見え隠れする

とびきり美味しい紅しょうがが出来ました。

 

夏の日、

「わか~、雨降りますよ~」と板場から呼ぶ声に

笊を持って走りまわり

「この梅酢、使っていいんですかぁ」の声に

顔色変えて瓶を奪いかえし

漬けてからは毎日にまにまと眺めては

「食べないでよっ」と一喝したかいがありました。

 

今日の従業員ランチは稲荷寿司、

ワタシのお皿にはたっぷりの紅しょうが、

これを幸せと呼ばずなんとしょう。

 

 

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