世にあまたある食べ物の中で
これだけ
だーい好き♪
と
見るのもいやっ!
に分かれるものも珍しいと思う。
その名は
香菜(シャンツァイ)別名コリアンダーまたはパクチー。
口に入れた瞬間にアジアに吹っ飛ばされる清涼感、
ウチのシャチョーはこれを偏愛していて
生でむしゃむしゃ食べて、極楽の顔をしている。
残念ながら、ここでは生が手に入りにくいので
たっぷり送ってもらったもので
レモンやピーナッツ、青唐辛子が入った
グリーンペーストを作る。
どうやって食べるかというと、
カレーはもちろん、塩焼きした魚、鶏肉、
フライドポテト、焼きそばと、相手を選ばず、
あっという間に、モンスーンのかの地に連れて行ってくれる。
ただ、にこにこお出ししても
げっ!
と、なる方も多いので、
香菜・友の会を発足いたします。
合言葉は、ワレラアジアン。
ペースト欲しい方、よっといで~!
米どころ新潟では、子供たちが田植えを手伝う光景は
日常の風景である。
「きのう、オレんち、田植えだったー」、
「オレんち、来週だって」、なんて会話が
学校で、ふつうに交わされる。
自分の家に田んぼがなくても、
祖母、叔父、親戚の家にある場合、
もちろんそこでお手伝い、なのである。
で、
ウチの山Pのおじいちゃんちの田植えが、先週の金曜、土曜で行われた。
見たいから場所おしえてー!って
何度も言うのに、無視され続け
「写真とってきますから」、で手を打った。
その写真が、コチラ。
こちらは山P叔父&姉。
こんな風景を見ると、
ニッポンの未来はまだまだダイジョーブ、
と、思うワタシ・デ・アール。
山下家の皆様、おつかれさまでした、
田植えのあとのビールは、さぞかし美味しかったでしょう。
秋に美味しいお米がア収穫させることを
心から願っております。
ウチの玄関を出て、
門までは約80歩。
そこに植物の小宇宙がある。
一歩出ると、こんもりとあるのは
小人たちの森、
ドウダンツツジ。
足元には、今が盛りの
シャガと
可憐な鈴蘭水仙。
その先には、堂々たる葉をつけた
ホウノキ。
かわいい実をつけているのは
モミジ、
みどりがしたたる
こちらもモミジ。
脇には
白い産毛の
ブラックベリー。
さて、門までたどり着き
お迎えの花は
色鮮やかなツユクサと
ツルニチソウ。
引き返す先に見えるのは
華やかなレンゲツツジ、
奥には、やっとふえてきた白いヤマブキ。
さて、
往復160歩の宇宙旅行もおしまいです。
中に入って、冷たいお水を飲み、
一息ついて、お出かけになってください。
たべたいなたべたいなたべたいな、
と、
願っていたら、
叶った。
菊家の、
上生菓子、
と
もちろん!
水羊羹 ♪
古い友人のO谷が、うちに遊びにやって来てのお土産に
青山の菊屋まで、わざわざ行ってきてくれた。
昔、この裏に事務所があり、
この季節、毎日まいにち前を通っては
にこにこ買い求めていたお菓子。
久しぶりに会った彼は、やせっぽちだった昔の面影はなく
がっしり、逞しい男になっていたけれど、
くるくるとよく動く、愛嬌のある瞳はそのままで
未来を語る言葉と、ご両親を慈しむ素振りに
すっかり嬉しくなった、今日のわたし・デ・アール。