ぴーんと張り詰めたような寒い朝、
見つけた、 庭に残る、こんな足跡。
夜のうちに、お客様があったようです。
池のほうにこなかったところを見ると 鯉を狙った輩ではなく、 つい、迷い込んだのでしょうか。
冬の夜更け、自分たちの世界を取り戻し 闊歩している姿を思い、寒い空気にも頬が緩む。
今夜も来るかな、山からのお客様。