自分の時のこと、ちっとも思いだせない大学受験。
勉強していたのか、ほかの事を考えていたのか、
ともかくも机に向っていた気がする。
春は、あたらしい年度に心躍らせ
夏は、暑さと情熱に頬を火照らせ
秋は、過ごしやすくなった夜長を楽しみ
そして、冬、
きっと、日増しに大きくなる不安と戦っていることでしょう。
この毎日は、きっと実るから、
大丈夫、どきどきしてきたら思い出して、
小さい手で握った太い鉛筆、、
何冊ものノート、
明け方の静寂と、解けた問題集の書きこみ。
どんな未来を選んでも、
大丈夫、道は後ろについているから。
試験がすんだら、なにか、美味しいものを食べに行って
一緒に笑おうね、小さかった君が、いつのまにか大きくなって
私の背を追い抜いてしまったことを。
妙高から東京に行くときは
長野新幹線を利用します。
カートを押したお姉さんが周ってくると
コーヒーをたのみながら、目はカートを注視。
お目当ては
これ
新潟女将会の“チーム飲んべ”チーフの
五頭温泉郷は今板温泉・湯本館の女将さんに教えてもらって以来
新幹線に乗るたびに探していますが
時々しかないのがたまにきず。
見つけるとすかさずゲット、
日本酒はもちろん、焼酎、ビール、白ワイン、お供はなんでもござれ。
いそいそとカバンにしまい込み、にまにまと夜のお楽しみ。
唯一の難点は、ゲット時のお姉さんの不思議なまなこ。
「コーヒー、・・・・・、と、ほや!」
といった時の 「え?」 顔。
そうだよな~、と、思いつつも
「お姉さん、私も今食べるわけぢゃあないんだけどさ」と
心の中で言い訳するワタシ・デ・アール。