新潟 妙高高原 赤倉温泉 源泉掛け流し 香嶽楼

若女将のアボカド通信

アーカイブ:2012年9月

山下家の稲刈り日

9月28日晴天、

ウチの山Pのお休み日、

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くしくも、山下家の稲刈り日。

 

今府という部落に、おばあちゃんちの田んぼがあるという。

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まわりは一面、金色の海。

 

おとうさんと、おかあさんと、おじさんと、本人

という、ファミリー稲刈り。

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日本人の米食離れのるいにもれず

”ごはん”をあまり食べないワカモノだけれど

下膳されてきたお茶碗に、少しでも御飯粒が残っていると

「信じられない」と、憤る横顔を見て、

この子と出会い、一緒に働けることに感謝します。

 

背後に、ご両親の姿を見る思いがする。

日本はまだ、大丈夫かもしれない。

 

 

 

 

続々と

熊や猿の目撃情報が相次ぎ、

やせ細ったヒグマの写真を見たりしている身には

なんだか、いただいちゃっていいの?と、いう感じの

山の恵みが、続々と届きます、

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あけび。

 

野生のホップ

中ノ俣出身の板前は山育ち、

色んなものを知っていて

実家に帰るたびに、山の恵みを持ち帰る。

ホップ

昨日、野生のホップを採ってきた。

うす緑がかったアイボリー色の花は

なんの香りもしないけれど

幾重にも重なった花びらは、少女の心のように軽い。

 

自然って、美しい。

となりの栗は、ウチの栗

毎年楽しみにしているしげおちゃんちの栗が

今年も実りだした。

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垣根の内側がしげおちゃんち、

外側に落ちたものはウチの物、という

暗黙の了解において、

私の栗拾いの日々が始まる。

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蒼いイガは柔らかく、手のひらに乗せても痛くない。

茶色になって、実が入るのが楽しみ♪な、秋の日々です。

秋の宿カフェ

今年も秋の宿カフェオープン。

 

Baked apple
昨年も好評だった『焼きりんご』。

シナモンたっぷりの香ばしい焼き上がり。

 

ウチのオープンは

10時~12時

14時~16時

コーヒーつきで700円、

プラス入浴は800円です。

どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。

秋一番

今朝、板前がもってきた

今年一番の“秋”。

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葡萄の葉が色づき、風がひんやりしてくると

クリニャンクールの蚤の市で買った、

お気に入りのカーディガンを引っぱりだす。

 

高原の秋の始まりです。

 

妙高 de ヴァイオリン

妙高山を間近に眺められる大洞原で

ヴァイオリンを作る。

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そんなプロジェクトが『妙高ヴァイオリン製作体験教室』

 

講師は中澤宗幸先生とお弟子さん。

全国各地から10組13名が参加して、

世界にひとつのマイヴァイオリンつくりに励みました。

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どんな音色なのかしら。

 

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妙高の、風や、水や、思い出が、

ひとつひとつの音色として重なって

この夏が、素敵な音楽になって奏でられますように。

信越五岳トレイルラン

一生懸命イメージしようと思っても、

想像できないこともある。

それが

「信越五岳トレイルランニングース」

 

110kmですよっ、110km!

走るのよ、夜を徹して!

山の中を!

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ウチにお泊り頂いたのはボランティアの医療チームと選手団。

選手の皆様にお目にかかるのは、レースがおわった翌朝。

足を引きずりながらも、みんな一様に晴れ晴れした表情で、

こちらも清々しい気分をいただきます。

 

来年もまたお待ちしています。

皆様も挑戦してみませんか?!

 

 

三味線とすいか

今年も慶應大学長唄研究会の皆様の

夏の合宿を承った。

 

朝から晩まで、三味線三昧で

真面目な学生さんたちに、ウチのスタッフの評判は◎。

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だが、

わたしには悩みがある。

それは、

すいか。

 

滞在中、彼らの唯一のレクリエーションは“スイカ割り”。

でもね、

ないのよ、この時季、すいか・・・

 

あっちこあっちのスーパー、八百屋、

はたまた、農家のおっちゃん達に電話して

スイカ探しに奔走するワタシ。

無事、手に入ったときの安堵は

だれにもわかってもらえないだろーなー。

今日、楽しそうにスイカ割りに興じる子らを見て

一人満足感に浸るワタシ・デ・アール。

残暑

高原にも、残暑はある。

 

今日は27度くらいかなぁ。

あついあついあついあつい

と、

うちのスタッフはうるさいけれど

山からの風がびゅーんと吹くと

いっぺんで汗が引く。

 

うちの中で一番涼しいのは、フロント前の

湯上りスペース、別名“熊の間”。

ふと気づくと、みんなが立っていて

「なにやってんのよーーー」の声に散っていく。

外の陽射しは夏、

でも、草花は秋の準備満タンです。

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今日から連休、

首筋から、ぷぅ~んと温泉の香り漂う湯上りに、

高原の風を楽しみに、いらっしゃいませんか?

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