うちの庭の木々と、
『水』
を
愛した人がいた。
ふとした瞬間に、想う、
この気持ちは、たぶん、生涯つづき、
気が緩むと、景色がぼやける。
水面と、気持ちが、揺れる朝、
大きく息をする。
今日も、元気に、丁寧に。
もう、育てられんし、切ることにした。
あんたんとこの暖炉の薪に、してくれんかの。
と、
長野の自宅の庭で、りんごを育てていた
86歳の友人から電話があった。
もうすでに切り倒してあった木からは
緑の芽が出始めていた。
幹を池に入れてから4日目、
白い、可憐な花が咲いた。
ごめんね、
でも、じいちゃん、自分でがんばって切ったんだよ。
暖かい炎にしてあげるからね、と、
切り口をさわったら、陽に照らされたそこは
私の手と同じくらい、暖かかった。
遅い雪解け、
やっとお出ましの“雪下にんじん”、
妙高村の畑から御到着。
もちろん、生で!かじる!!
遙かな高み、雪を湛えた妙高の、大地と空の味がする。
まぁるいたまが“のんびる”、
細いはうが“あさつき”と、教えてくれたのは
90歳の友人、通称かまじい。
今日の収穫はのんびる。
生で齧ると、ピリッと辛い野生の味。
くるっとまいて、天ぷらに。
どちらにしても、お酒がススム。
天気予報がはずれて、よい場合もある。
本日こどもの日、晴天。
やっと、玄関先の木々に訪れた芽吹きは
これから、いっせいに春がやってくる前触れです。
GW終盤、風薫る五月の赤倉を、是非お訪ね下さい。
いま、妙高は花盛り。
いもり池の水芭蕉、山桜、キンレンカ、
蕗の塔やつくしまで、春の花が出揃って
それは見事な山の春。
で、
またも、地元のお菓子ややまきんさんに無理をお願いして
『妙高の花』春バージョンを作っていただきました。
紫陽花の頃と違うのは、7つの彩り。
今回のものは華やかなオレンジ風味が仲間入り。
どうぞ、お土産におひとつ、
ドライブのお供におひとつ、
いかがでしょうか?
あ、
あんまり数がたくさん出来ないので、
なくなり次第終了です、お急ぎ下さい!