大変ご好評をいただいております
『女将のおすすめ・らんちまっぷ』、
改訂版が本日届きました♪
ちみちみと、消しては書いて、また、書いて、
と、いう地道な作業で、この度やっと完成。
ここ美味しかったよ
とか
ここはどうして出ていないの?
とか
是非皆様からの情報もお待ちしております。
「オーナーへのメッセージ」に、どしどしお便りくださいませ、
耳寄り情報頂いた方には、日帰り入浴券さしあげまーす!
その土地で収穫したコシヒカリを
その土地の水で炊く。
そして、その土地に伝わるおかずで食す。
いきいきファームのお米で始まります。
春の季節、おともは
ふき味噌
上越名物、きくらげ入りのかまぼこ
大粒の、妙高天心納豆
珍味 かんずり酒盗
お食事後は、
ゆったりとロビーでお過ごしくださるも良し、
もう一度、温泉をお楽しみになるのも良し、
今日の1日が、素敵な日になりますように。
毎日出来たての温泉まんじゅうを、
50ccバイクで、軽やかに届けに来るのは
万寿堂の、通称“まんじゅう王子”。
「はい、みえこさんの。」とポッケから取り出すのは
my special ♪
ホカホカ湯気を立てているお饅頭で、朝チャ。
目下のお気に入りは、スエーデンのセーデルブレンドという
華やかなお茶との組み合わせ。
お客様が「僕が扱っているお茶だよ」とくださってからのお付き合い。
なんでも、ノーベル賞の晩餐会に供されるお茶らしい。
今日も元気だ、アンコが上手い。
腰に手を当て、ガッツポーズで
妙高山にパワーをいただくワタシで、アール。
花への思い入れは、あまりないほうだと思う。
どちらかというと、葉の造詣を好み、
何かのモチーフにも、季節の楽しげな葉を使うが
ただひとつ、リラの花へは特別な思いがある。
松本でフレンチレストランを営む大叔父が
心から愛した花である。
ワイン・フランス料理・絵画・音楽、この世で彼が美しいと認めたものを
こよなく慈しみ、その楽しみや味わいをわたしに教えてくれた。
赤倉もそのお気に入りのひとつで、
「リラの花を植えなよ」
と、来るつど庭を眺めては言っていた。
気候や積雪で育てるのはむつかしい、と、言われたとおり
何度も折れ、痛めつけられた枝から、11もの蕾の房がついた。
ライラック、と呼ばずに“リラの花”と呼んでいた彼の
照れくさそうな笑顔が、花と一緒に風に揺れた。