シャチョーの友人の写真家・市川勝弘氏からとどいた
FUKUSIMA
と名づけられた、一冊の写真集。
地震・原発とは全く関係のない意志で
1998年から撮り始められた写真は
穏やかな農村の、今はなき『日常』を写し出している。
朝霧のなか、美しくたたずむ稲の穂、
農家の勝手口に置かれたギンガムチェックの傘、
夕日が明るく照らす、納屋におかれたリヤカー、
すべて、今は無くなってしまった
そして、かつては、確かにそこにあった『日常』。
ロビーにおいてあります、
どうぞ、ご覧になってください。
そして、それぞれの日常を
いとおしんで下さる機会になれば幸いです。