なんとも贅沢な一夜は、
慶應大学長唄研究会の皆様からの贈り物。
今年も夏季合宿中の学生さんの音色は
昨年よりもグレードアップ。
先輩たちが多いせいかな?
浴衣の着付けも、三味を持つ手も、一年生のときとは違います。
館内にかすかに響く三味線の音は
秋がやってくる道案内。
すすきの穂が揺れ、おいでおいでとしっぽが招く。
温泉の煙りにまかれてひと踊り、
月の灯りにほのかに浮かぶ、浴衣美人に御用心。