しんしんと、春のなごりともいえないような雪が降る中、
本日のご到来物をいそいそ開ければ、
うなぎ・・・?
わたしに・・・?
いや、
好きです、うなぎ、とっても。
昔の居住区にはたくさんの“旨い”といわれるうなぎ屋があり、
夜は高いので、お昼に通い、
自由が丘にあるスタンドうなぎバーでは、「串ひととおり」で日本酒、
銀座の裏路地では煙にまかれながらお重を頬張り、
いや、
好きですけどね・・・・
と、裏を返せば
そうこなきゃ!
大阪あべの橋・特製おはぎ。
昔ながらの木箱の中に、
こしあん・つぶあん・きなこの王道。
さらーりとしたあんこは甘さべたつかず、ほんのチョット感じる塩味。
ごはんの粒も絶妙なやわらかさ。
お餅ではなく、ご飯ではない、そこの匙加減がおはぎの醍醐味。
こんなおはぎだったら、いっくらでも食べれちゃいます。
そして、包み紙にはもう一言。
新聞には、一桁の年齢のお名前も多く並び、
怖かったろう、冷たかったろう、と、想いは止めどなくあふれます。
せめて、渡った彼岸では、みんなでなかよく笑って遊んでいてくださいと
心から願い、御冥福をお祈りしています。
がんばろうにっぽん。