まだ学生の頃、長野に行って、郷土文化の違いに驚いたことは数あれど、
このアンバタサンドには腰をぬかしました。
朝、町のパン屋さんに行くと、学生がショーケースの前に並んでいて
たくさんあるトッピングの中から、気分とお財布と相談しながら
本日のランチとなるサンドイッチを作ってもらう順番を待っているのです。
三角巾をかぶったおばさんに、オーダーするときのわくわく感といったら
いまも思い出すと幸せになるくらい。
タマゴ・ポテサラ・ハムカツ・コールスローの惣菜系から、カスタードやジャムの甘系まで、本当に数え切れないくらいの具の中に、ワタシの中で、パン屋と結びつかないモノがありました。
・・・・・・・
あんこ
・・・・・?
みんなのオーダーに聞き耳をたてていると
3人に1人くらいの割合で
「アンバタ」というフレーズが出てくれことに気づきました。
『アンバタ』!!!!!!!
村山美枝子、ミドルネームはあんこ。
頼みましたとも!
ふわりとやわらかいながら、しっとりして食べ応えのある食パンに
バシッと塩のきいたバターと、甘い中にほのかな塩味を感じるこし餡の、
それはそれは、絶妙なハーモニー。
いやー、はまりました。
どれだけ食べたことでしょう。
なつかしいな~
で、本日は、隣の信濃町の"町のパン屋かどや”でゲット。
ワタシの郷愁のアンバタサンド、
あなたも長野に行ったら、町のパン屋を見つけて、ぜひともお試しくださいませ。
朝から雪、
の中、
元気にパタパタと音させて、
颯爽とバイクで来るのは郵便配達さん。
長くウチで居候していたU家くん・通称うーちゃんが、
実家のある東北に帰って、就職した先は郵便局。
こんな雪の日に、頑張っている配達員さんを見ると
つい彼を思い出して、うーちゃんに言っているつもりで声かけます。
「ご苦労様!雪の中、嬉しい配達物をありがとう!!」。
これから続くクリスマスやお正月、
配達物も増えるでしょう。
送った側は笑顔で梱包、
受け取った方は笑顔で開封、荷物を間に、お互いの笑顔を想います。
みんなのハートを運ぶなんて、なんて素敵なお仕事でしょう。
風邪に気をつけて頑張ってください。
いつか、あなたのハートを受け取ってくれる人に、
めぐり会えることを願っております。