新潟 妙高高原 赤倉温泉 源泉掛け流し 香嶽楼

若女将のアボカド通信

アーカイブ:2010年8月

工房塾茶会

工房塾の鑑賞会の最後にお茶会が開かれました。


東京藝大の大西博准教授が製作中のふすま絵の前で、

先生がお作りになったお道具を使っての茶会です。

 

生徒さんがたも集まり、気楽な浴衣茶会ですが

裏千家・生稲宗美先生の涼やかな『葉蓋』のお手前で、

夏の暑さを忘れさせていただきました。

 

ラピスラズリの青と
白田切川の名水の色が

皆様の、のどと心を潤したひと時でした。

妙高夏の芸術工房塾 w/ 東京藝大

今年で8回目になる芸術工房塾。

東京藝術大学の学生たちが赤倉で制作活動をしています。

 

生で見る絵画は迫力があり、制作に打ち込む若者の姿に感動します。

 

アトリエは、温泉街に面した土産物屋の3階。


光あふれる空間の中で

 


涼やかな風が、ゆっくり時を動かします。

 


まっすぐな瞳に、忘れかけていた夢を思い出し、

 


ひたむきな背に、心、洗われます。

 

開催は9月31日まで。

どなたでも見学できますので、是非お出かけください。

赤倉風景

昼はさすがに暑いけれど、

朝夕に吹く風には秋の匂いがまじる。

 

いもり池は睡蓮に蔽われ、

ひつじ草がケケケと鳴く声が聞こえそうな風情。

 

ぽちゃんという音にふりむけば

蒼い水かきと甲羅の残像。

暑さを避けて、水底に沈んでいたモノたちが

そろりと戻り始めたか。

 


池の外はススキの海。

 

誘い誘われ、気づけば宵に、高い満月を愛でる。

モーリー成長記

ピチピチと、水面が騒ぐ。

何かな、何かな?

おやおや、

あの葉っぱのうえのテンテンは・・・

 

 

おお、

モーリー’s!!

まだ、シッポが残っているオクテちゃんもいます。

 


身体の成形が進むにつれ、

緑色が鮮やかになるようです。

 

もう少ししたら巣立って行ってしまうのでしょうが、

今しばらく楽しませてオクレね。

平山郁夫メモリアル特別展

昨日『平和の祈り』のオープニング式典が妙高高原メッセにて開催されました。

 

 

たっくさんの人々。

 

あっ、

シャチョー!

テープカット、始まりますよ~!!

 


平山先生のご夫人の美知子さんも御出席くださり、

和やかな雰囲気の中、県知事・佐川美術館長・妙高市長とともに

テープカットが行われました。

 

妙高にとっては、特別な想いのこもった展覧会です。

9月5日までの開催です、是非お出かけください。

夏の宮島「もみじまんじゅう」

1985年8月12日、夕刻を過ぎているのに暑さは収まらず

汗をびっしょりかいていた。

 

呉市の友人宅からの帰り、羽田空港に降り立つとやけにざわめいていたけれど

前日連れて行ってもらった宮島で買った、お土産の紅葉まんじゅうが嬉しかった。

当時住んでいた杉並・永福町に戻り、ニュースで日航機の事故を知る。

 

 

実に25年ぶりに頂くもみじまんじゅうは

苦いような、甘いような、切ない思いのあの空を運んでくる。

 

当時はなかった色々な味。

 

そっと割ると、ふうわりとしたカステラ状の皮から、夏がとけでる。

 

口に含むと、あの夏の味が、たしかに、した。

アボカド生育法その2

以前ご紹介したアボ種

無事

発芽いたしました。

 

この子は里親が決まっていて(いや、実は勝手に決めているのだが)

鵜の浜温泉のお宿・湯元館 酔洋

とってもかわいい若女将・綾子ちゃんの元へ

里子に出す予定です。

 

それまで元気に育ってくれよ

と、アボハハは願うのであった。

成長期

夏の輝く陽の中、

ぐったりするのは人様のみで、

太陽の恵みを受け、元気に育っていくモノもあります。

 

ブラックベリーはボルドーに熟し、

 

ゆりばあのトマトは


太陽の子供のごとく。

 

そして、何にもまして成長期真っ盛りは


モーリーの子”オタマ’s”。

 

ウチのシャチョーは毎日池をのぞき

手がはえたの、足が生えたのうるさい事このうえない。

池之端にしゃがんでいる姿をご覧になったら、どうぞお声をかけてください。

 

いえ、

けっして背中を押してはいけません。

押したい衝動にかられたら、カメラを持っていないのを

是非ご確認のうえお願いいたしますね。

『おっちょ』取材

うちの蓮向かいの公民館で、

なにやら朝から騒がしい気配。

 

何やってんの~?

「あ、ほら、

あんたも手伝いなさい!」


と、3人のオネーサマ方にどやされ、上がりこんでみれば

 


UXテレビ”新潟テレビ21”の取材で『おっちょ』を作っていました。

 

わかります?

『おっちょ』。

 

ふふふ、

9月25日放送ですって、答えはここで。

残念ながら地方局なので、ご覧になれないかたは

どうぞ、ウチのダイニングルームでおっしゃってみてください。

「おっちょくださーい」って。

お出ししますよ、あっつい『おっちょ』。

高原ブルーベリー

ゆりばぁのうちのブルーベリーは無農薬です。

 

ほら、

木に実る、宝石みたいでしょ。

 

大粒の甘酸っぱいベリーは、

夏、高原で過ごした想い出としてこころに残り、

いつかふとした瞬間に

あなたを今年の夏に引き戻すかも知れません。

 

 

いつの日か、また、お帰りいただけることを願いながら

摘んできたばかりのベリーをお出ししています。

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