採ったばかりの蕎麦菜を
さっと水にくぐらせ皿に盛る。
いつもは地場産トマト・モロッコインゲン・”えご”を
盛り合わせる『牛のたたき』に、たっぷりと蕎麦菜を添えて
ピリリと山葵がきいている自家製ドレッシングで。
くるりと肉を巻いて食すと、信州の風香る。
そばの種を蒔いたら、
でた、でた!
プランターにあふれんばかりに
芽が出た。
茎がほんのり紅く、柔らかい葉。
貝割れ大根とは違い、辛くはない。
ワシワシと採っていたら怒られた。
「若!使うんですから採らないでくださいよ!」
ちぇっ。
いつか自分で作った蕎麦の実で、お蕎麦を作る野望を胸に
きょうもがまんできずに食べちゃうの・・・・。