新潟 妙高高原 赤倉温泉 源泉掛け流し 香嶽楼

若女将のアボカド通信

朴の花

館内に漂うあま~い香りの正体は

これ、

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大人の手のひらより一回りも大きいホウノキの花。

 

それはそれは高い木で、

しかも上のほうしか花をつけません。

ですから、木自体を見つけても、なかなか花まで手が届かないのですが、

そこはうちの”チーム山賊”、

崖の下から生えているのを狙っておいて、

ちょうど花の時期に取りに行くのです。

 

採っても食材にはなりませんが、一年に一度、

ほんの短い期間に花開く、その瞬間放つ芳香に魅せられて

「そろそろ、朴の花が咲く頃ね」の女将の一言で

いそいそ山に入るのです。

 

今日も雨、

この香りで梅雨入りを知るわれら赤倉住民でございます。

2010年6月
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