ゼラニウムって、実は苦手な花でした。
それが最近思いを変えました。
なぜって、
松本で、老舗フランス料理店を営む大叔父は
ヨーロッパが大好きで、かの地の窓辺によく飾られているこの花と、
庭に咲き誇るライラックが、大のお気に入り。
ライラックはウチの庭も良く映えるので、すぐにも植えましたが
正直ゼラニウムはね・・・・と、思い
母がせっせと鉢植えするのを横目にみていましたが、
ウチの廊下で、雪の白さをバックに、冬の陽ざしに照らされている姿を発見。
とても美しい。
長い寒い冬の、雪が降る薄暗い日に、
この花を愛でる人々の気持ちが、すこしわかった気がしました。