東京藝術大学准教授 大西 博先生が、長い制作を終え、無事ご出発。
ひと夏香嶽楼にこもっての制作活動。
大広間での制作は、途中、俳句の会やお三味線の合宿、はたまた
カラオケ大会等と同居しながらで、ときには癒され、ときには逃げ出し
本当にご苦労様でした。こんな大きな作品を仕上げるのは、並大抵の
精神力ではないはずなのに、いつもにこやかで、笑ってばかりの夕食でしたね。
運び出される作品を見て、寂しくもあり、うれしくもあり。
運び出す学生も真剣です。
気をつけて!つい、固唾をのんで、見守ってしまいます。
入った、入った。
ご苦労様でした。これから東京に向けて出発です。
いつも、先生が帰ると、夏の終わりを感じます。
この作品は、東京藝大美術館にて10月2日から11月23日
『異界の風景』展でご覧いただけます。
芸術の秋、上野の森で赤倉を感じていただけたらうれしい限りです。